日本昔話と昭和30年代の日本の心の原風景をモチーフにする絵本作家・野村たかあき。昭和24(1949)年に群馬県前橋に生まれ、昭和58年に木彫・木版画工房「でくの房」を開きます。
絵本『ばあちゃんのえんがわ』で第5回講談社絵本新人賞、『おじいちゃんのまち』で第13回絵本にっぽん賞を受賞しています。また、民衆の中に住む「鬼」をテーマに多様な「鬼」を創作しています。
本企画展では、『ばあちゃんのえんがわ』『おじいちゃんのまち』『やんちゃももたろう』『しにがみさん』『風のじゅうたん』の絵本原画、鬼の版画、心の原風景版画、大道芸シリーズ版画など100点の作品により、野村たかあきの世界を紹介します。
また、併設展示として、全国学校図書館協議会選定「よい絵本」展を行います。