タイトル等
精神のきらめき―西洋美術を中心に―
会場
姫路市立美術館
コレクションギャラリー
会期
2024-02-10~2024-03-26
休催日
月曜日(ただし2月12日は開館)、2月13日(火曜日)
観覧料
無料
概要
抽象彫刻の先駆者コンスタンティン・ブランクーシ(1876-1957、ルーマニア出身)は以下のような言葉を残しています。

あなたが魚を眺めるとき、あなたはそのウロコに注意はしない。そうではないでしょうか。あなたは水面下のその動き、その遊泳、その肉体のきらめきを考える…そうです。私が表現したいと思うのはこれなのです。もし私がそのヒレ、目玉、ウロコを再現するとすれば、私は動きを殺してしまい、現実のパターン、あるいはその外観を得たことにしかなりません。私がとらえたいのはその精神のきらめきなのです。

出典:エリック・シェインズ 著、中原祐介・水沢勉 訳『モダン・マスターズ・シリーズ コンスタンチン・ブランクーシ』(1991年、美術出版社)

ここでいう「精神のきらめき」とは、対象となる人やモノの見かけではなく、その内面や本質を指していると解釈できます。表現対象とじっくり向き合い、そこに潜む「精神のきらめき」をつぶさに捉えること―それこそが創作行為の根幹なのであると。

本展では、この「精神のきらめき」をキーワードとして、きらりと光る精神性が見いだせる作品を集めました。言葉の生みの親ブランクーシを筆頭に、ロダンやブールデルなど具象彫刻の巨匠、当館コレクションの特徴でもあるベルギー美術の作家に国内・郷土作家も交え、バラエティに富んだ絵画・彫刻の作品群を4つのセクションでご紹介します。
イベント情報
会期中の毎週土曜日午前11時より、展示会場にてボランティアガイドスタッフによる解説会を実施。
ホームページ
https://www.city.himeji.lg.jp/art/0000007563.html
会場住所
〒670-0012
兵庫県姫路市本町68-25
交通案内
JR・山陽電車 姫路駅より、神姫バス ⑦または⑧乗り場から [3] [4] [5] [61] [62] [64] [81] [82] [84] [86] 乗車約8分、「姫山公園南・医療センター・美術館前」下車すぐ。
姫路駅より 徒歩約20分 (姫路城東隣)。
※美術館には駐車場がありませんので近隣の駐車場(有料)をご利用ください。
※上記路線バスのほか、姫路城ループバスも停車します (停留所は「美術館前」)
ホームページ
https://www.city.himeji.lg.jp/art/
兵庫県姫路市本町68-25
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