タイトル等
2023年度 冬季企画展
詩書画の美
中田瑞穂生誕130年記念
会場
新潟市會津八一記念館
会期
2023-12-19~2024-03-24
休催日
月曜日(ただし祝日の場合は翌日)、年末年始(12月28日~1月3日)
開催時間
10時~18時
(17時30分まで受付)
観覧料
一般500円、大学生300円、高校生200円、小・中学生100円
※団体20名様以上2割引、土日祝日は小・中学生無料
主催者
新潟市會津八一記念館
協賛・協力等
[共催]新潟日報社
[後援]BSN新潟放送
[協力企業]浅川園、今成漬物店、大阪屋、里仙、髙橋酒造
概要
中田瑞穂(俳号:みづほ1893~1975)は、戦後、會津八一と親交を深め、主治医的な存在だった人物で、令和5(2023)年で生誕130年を迎えました。

瑞穂は、新潟大学で日本の脳神経外科の礎を築いた名医として知られていますが、俳人としても評価がされています。高濱虚子の門下として、新潟の俳句仲間に請われて昭和4(1929)年から没するまで真萩会を主宰し、俳誌『まはぎ』を創刊。その句は客観写生を標榜し、句友で医師の高野素十と共に研鑽を重ねました。また、瑞穂は身近な対象物をそのまま忠実に描く水彩の写生画を趣味としていました。この写生画はあくまでも自身の楽しみでしたが、対象をそのまま描こうとする姿勢を八一は称賛し、数多くの賛を入れています。

もともと瑞穂は「僕の趣味第一等は俳句ではなく書だよ」と知人に漏らしていたほど、書が得意であると自認していました。しかし、八一の書に心酔するあまり、次第に揮毫することは少なくなったといいます。ただし、昭和50(1975)年に当館開館時に建立された石碑「財団法人會津八一記念館」の文字は、瑞穂の書によるものです。

本展では当館が所蔵する會津八一の書画作品、中田瑞穂との合作を中心に紹介いたします。さらに、17回を迎えた「會津八一の歌を映す」秋艸道人賞写真コンテストの入賞入選作品展も同時開催いたします。
イベント情報
<関連イベント>
■1 文芸講演会 事前申込制「脳外科の父・俳人みづほ 心友秋艸道人と俳句」
[講師]山内春夫先生(新潟大学名誉教授、若萩〈医学部俳句部〉)
[日時]2024年3月7日(木)14:00~15:30
[会場]日報ホール(新潟日報メディアシップ2階)
[聴講料]500円 [定員]120名

■2 野中吟雪館長による作品鑑賞会
[日時]2024年3月10日(日)14:00~ 約50分
[会場]当館展示室(申込不要/要当日観覧券)

■3 学芸員による作品解説会
[日時]会期中の第2・4日曜日(12月24日、1月14日、28日、2月11日、25日、3月10日、24日) 11:00~ 約50分
[会場]当館展示室(申込不要・要当日観覧券)

■4 「會津八一の歌を映す」第17回 秋艸道人賞 写真コンテスト入賞入選表彰式・公開講評会
[日時]2024年2月24日(土) 午後2時~4時(予定)
[会場]新潟グランドホテル(〒951-8052 新潟市中央区下大川前通3ノ町2230番地)
[講師]淺井愼平氏(写真家)、村尾誠一氏(東京外国語大学名誉教授)、若松保広氏(仏像写真家)を予定
[定員]80名 [聴講料]無料 ※事前申し込みが必要です

お申し込み方法
※イベント1と4の聴講をご希望される方は、専用申込フォームか往復はがきのいずれかでお申し込みください。往復はがきの場合、参加を希望するイベント名と、住所、氏名、電話番号を明記のうえ、會津八一記念館までお送りください。(ただし1通につき1イベント、1名様のご応募といたします。定員に達し次第締め切ります。

期間中、本展覧会名を2人の書家による揮毫で展示室前に掲示しています。
●12月19日~2月4日:今井暁歩先生<新潟県書道協会理事>
●2月6日~3月24日:渡邊南嶂先生<新潟県書道協会理事>
ホームページ
https://aizuyaichi.or.jp/exhibition/3755/
会場住所
〒950-0088
新潟県新潟市中央区万代3-1-1 メディアシップ5階
交通案内
新潟駅から
バス 約9分 / タクシー 約5分 / 徒歩 約15分
ホームページ
https://aizuyaichi.or.jp/
新潟県新潟市中央区万代3-1-1 メディアシップ5階
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