タイトル等
特別展
木村蒹葭堂と紀州の文人たち
会場
田辺市立美術館
会期
2024-02-10~2024-03-24
休催日
毎週月曜日(但し2月12日は開館)・2月13日(火)・3月21日(木)
開催時間
午前10時~午後5時
(入館は午後4時30分まで)
観覧料
600円(480円)
※( )内は20名以上の団体割引料金。学生及び18歳未満は無料。
主催者
田辺市立美術館
協賛・協力等
公益財団法人 脇村奨学会
概要
「浪速(なにわ)の知の巨人」とも評される木村蒹葭堂(きむらけんかどう)(1736~1802)の研究活動と、文人画家としての足跡を振り返り、交友のあった紀州の文人墨客(ぼっかく)の作品を展観する特別展を開催します。
蒹葭堂は自身の経済力を背景に各地で絵画や珍しい器物を収集して研究し、紀南地方においても貝類の調査などを実施しました。本展では、こうした博物学者としての蒹葭堂の活動を、のこされた日記や彼が調査した田辺の貝類標本などでうかがい、その上で蒹葭堂の漢学の深い素養が発揮された文人画家としての活動を作品とともに紹介します。
また、収集家・博物学者・文人画家として名の知れた、大坂の蒹葭堂宅には日々多くの文人墨客が訪れていました。その中で、蒹葭堂は紀州の文人たちとも密接な交流を持っていたことが、近年さらに明らかになってきています。当地を代表する文人画家、桑山玉洲(くわやまぎょくしゅう)(1746~1799) は蒹葭堂との交わりの中で、自らの絵画表現や画論の着想を得ていたと考えられ、紀州藩士の文人画家、野呂介石(のろかいせき)(1747~1828)や、和歌山城下の吹上寺(すいじょうじ)住職で詩書画を得意とした松丘(しょうきゅう)(1765~1833)らも蒹葭堂と深い交友がありました。こうした紀州の文人たちの作品を、蒹葭堂との関わりとともに伝えます。
イベント情報
対談トーク
Sencha[煎茶]×Bunjinga[文人画] Bunjin主義(イズム)の神髄(エッセンス)を探る
一茶庵宗家 佃一輝 × 大阪大学名誉教授 橋爪節也
2月25日(日)午後2時から、当館研修室
※予約は不要ですが、観覧料のみ必要です。

展示解説会
2月17日(土)・3月16日(土) いずれも午後2時から、当館学芸員が行います。
※予約は不要ですが、観覧料のみ必要です。
ホームページ
https://www.city.tanabe.lg.jp/bijutsukan/exhibitions/R60210kimura.html
会場住所
〒646-0015
和歌山県田辺市たきない町24-43
交通案内
「JR紀伊田辺駅」・「JR白浜駅」・「南紀白浜空港」から明光バスで、
「南和歌山医療センター前」または「新庄紀南病院前」下車、徒歩5分。
ホームページ
https://www.city.tanabe.lg.jp/bijutsukan/
和歌山県田辺市たきない町24-43
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索