本年、丹波市柏原町にある料亭・三友楼から当館に17点の作品を寄贈いただきました。本展ではこれら「三友楼コレクション」をお披露目し、三友楼に伝わる郷土ゆかりの作家による作品を中心に紹介します。
柏原の街中に位置する三友楼には、柏原ゆかりの日本画家・常岡文亀や山本茂斗萠、洋画家の川端謹次らが頻繁に訪れました。作家によってはお座敷でさらさらと作品を描いて三友楼に残していったそうで、現在も多くの作品が伝わっています。
この度は三友楼にゆかりのある作品と当館の所蔵品を併せて約100点展示し、「三友楼」をキーワードに丹波市に残る郷土の作家たちの足跡を紹介します。