タイトル等
未完の始まり―未来のヴンダーカンマ―
リゥ・チュアン
タウス・マハチェヴァ
ガブリエル・リコ
田村友一郎
ヤン・ヴォー
会場
豊田市美術館
会期
2024-01-20~2024-05-06
休催日
月曜日(2/12、4/29、5/6は開館)
開催時間
10:00~17:30
(入場は17:00まで)
観覧料
一般 1,500円(1,300円)|高校・大学生 1,000円(800円)|中学生以下無料
►( )内は前売券及び20名以上の団体料金 ►オンラインチケット販売中
►前売券の詳細及び観覧料の減免・割引等については、美術館ウェブサイトをご確認ください。
主催者
豊田市美術館 Toyota Municipal Museum of Art
協賛・協力等
協力:AGC株式会社、ANTENNA SPACE、PERROTIN、Taguchi Art Collection、TAKE NINAGAWA、豊田カントリー倶楽部
概要
絵画や彫刻に加え、動物の剥製や植物標本、地図や天球儀、東洋の陶磁器など、世界中からあらゆる美しいもの、珍しいものが集められた「ヴンダーカンマー(驚異の部屋)」。15世紀のヨーロッパで始まったこの部屋は、美術館や博物館の原型とされています。それは見知らぬ広大な世界を覗き見る、小さいながらも豊かな空想を刺激する空間でした。しかし、大航海時代の始まりとともに形成されたヴンダーカンマーには、集める側と集められる側の不均衡や異文化に対する好奇のまなざしも潜んでいました。
グローバル化が進み、加速度的に世界が均質化していくなかで、今改めて文化や伝統とはなにか、また他文化や他民族とどう出会うかが問われています。かつて「博物館行き」は物の終焉を意味する言葉でしたが、5人の作家たちは、歴史や資料を調査・収集し、現代のテクノロジーを交えながら、時を超えた事物の編み直しを試みます。美術館の隣に新しくできる博物館の開館にむけて開催する本展では、文化表象の実践の場としてのミュージアムの未来の可能性を探ります。
イベント情報
■託児サービス【3/17、3/30】
美術館内でお子様をお預かりし、その間ゆっくりと展覧会を観覧いただけます。
(昨年12月に実施し大変ご好評だった託児サービスを、みなさまからのご意見を踏まえ再び実施します。)
日時:2024年3月17日(日)、30日(土) 10:15~13:15、13:30~16:30(2部制)
託児場所:豊田市美術館内
定員:各回5名(事前予約制、先着順) ※複数回のお申込みも可
託児対象:未就学児
料金:
・0歳のお子様1人につき、2,000円/1回
・1歳~6歳のお子様1人につき、1,000円/1回
※別途、保護者の方のうち代表者様1人につき、利用日毎にサービス登録料500円が必要です。
※保護者は企画展又は常設展の当日観覧券(年間パスポート可)が必要です。お子様お迎え時にご提示ください。
※美術館の年間パスポートをお持ちの方は利用料金不要とし、登録料500円のみで利用いただけます。
応募期間:2024年3月2日(土)10時~3月11日(月)23時59分まで
応募方法:以下の入力フォーム(あいち電子申請システム)からお申込みください。

◆当日の受付
各回開始時間の15分前から受付いたします。
受付場所はお申込み者にお伝えします。

◆当日の持ち物
①「利用登録」の本紙(申込いただいた方にお送りします)
②以下のものを必要に応じてお持ちください。
食べ慣れたおやつ、お昼ごはん、粉ミルク(哺乳瓶、お湯)、おむつ、おしり拭き、着替え、手拭用タ
オル、ビニール袋数枚(汚れた服入れ用)など

◆注意事項
・お子さんの持ち物(くつ、おむつにも)にはすべてお名前をご記入ください。
・長時間になる場合はおやつタイムを設けることがあります。
・食物アレルギーのあるお子さんは事前にお知らせください。
・参加費は、当日おつりがないようにお持ちください。
・体調不良のお子さんの受け入れはできません。
・キャンセルする場合は必ず以下連絡先までご連絡ください。ご連絡がない場合はキャンセル料をいただきます。

【連絡先】
豊田市美術館
TEL:0565-34-6610(10:00~18:00)
Mail:bijutsukan@city.toyota.aichi.jp
休館日:月曜日

【委託先】
豊田市ファミリー・サービス・クラブ

■未完の始まり展 担当学芸員によるスライドトーク
「未完の始まり:未来のヴンダーカンマー」展の担当学芸員が、展覧会の見どころや作家・作品についてお話しします。
先着順、参加無料
期間:2月10日[土]、3月30日[土]いずれも午後2-3時半
会場:美術館講堂

■「未完の始まり」展 リウ・チュアン(出品作家)によるトーク
「未完の始まり」展の出品作家であるリウ・チュアンが自作を中心に語ります。
リウ・チュアンの作品は、急激に変化する現在の中国の姿を映し出します。フィールドワークによる世界の周縁や都市のインフラストラクチャーの調査を交えた近年の映像作品では、サイエンスフィクション的想像力が、地域固有の伝統や文化の未来の行方を占います。本トークでは、画一化していくようにみえる世界のなかで、なお消えることのない豊かで多様な文化的、民族的声が存在することを、新作《リチウムの湖とポリフォニーの島Ⅱ》(2023年)を通して浮かび上がらせます。
期間:1月21日(日) 午後2時から
会場:講堂(先着170名) *予約不要

■「未完の始まり」展 タウス・マハチェヴァ(出品作家)+鴻野わか菜(ロシア現代美術・文学研究)対談
「未完の始まり」展の出品作家であるタウス・マハチェヴァ氏とロシア現代美術・文学研究の鴻野わか菜氏の対談を行います。
コーカサス地方のダゲスタン共和国に文化的なルーツを持つマハチェヴァは、歴史記録や文化的遺物、個人的な記憶を、ユーモアとアイロニーに壮大な空想を加えて、映像や彫刻、インスタレーションとして展開します。本展では、日本でも知られた詩人であり祖父であるラスール・ガムザートフにまつわる映像作品や、山岳地帯で知られるダゲスタンを舞台にした彫刻を展示します。ロシアの美術及び詩に造詣の深い鴻野わか菜氏とともに、作品の背景にある歴史的、文化的背景についてお話しいただきます。
期間:1月20日(土) 午後2時から
会場:講堂(先着170名) *予約不要
ホームページ
https://www.museum.toyota.aichi.jp/exhibition/wunderkammer/
会場住所
〒471-0034
愛知県豊田市小坂本町8-5-1
交通案内
【名古屋駅より】
地下鉄東山線 伏見駅乗り換え、地下鉄鶴舞線 豊田市行き 終点下車 名鉄名古屋本線豊橋行き「知立」乗換え、名鉄三河線猿投行き「豊田市」下車

【豊橋駅より】
名鉄名古屋本線名鉄岐阜行き又は新鵜沼行き「知立」乗り換え、名鉄三河線猿投行き「豊田市」下車

【最寄り駅より】
名鉄 豊田市駅 または 愛知環状鉄道 新豊田駅より 徒歩15分

【お車をご利用の場合】
東名高速道路 豊田市ICより 約15分
東海環状自動車道 松平ICより 約15分 豊田東ICより 約20分
ホームページ
https://www.museum.toyota.aichi.jp/
愛知県豊田市小坂本町8-5-1
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