展示室1 ワタシを見つめて
古くから、自らの顔や身体は身近なモチーフであり、多くの作家が自画像(じがそう)などを手がけていますが、今回出品される作品が伝えるのは彼(かれ)らの表面的な容貌(ようぼう)だけではありません。作家が自分の姿を通して人間そのものや自分の内面、さらに他者との関係をも表しているといえます。
展示2 100の香合(こうごう) こんまい世界
茶道具の一種である香合(金)は、香を入れるための小さな入れ物です。手のひらに乗るほどの器に雄大(ゆうだい)な自然の風景や草むらに潜む虫などさまざまな世界が凝縮(ぎょうしゅく)されています。本展覧会(ほんてんらんかい)では、高松市美術館が所蔵する香合100点を一挙にご紹介します。