タイトル等
特別展
蜷川新右衛門(にながわしんえもん)さん
室町幕府政所代蜷川家の盛衰
会場
富山市郷土博物館
会期
2023-09-30~2023-11-12
※10月22日(日)より、一部展示替えを行います
休催日
会期中無休
開催時間
午前9時~午後5時
(入館は午後4時30分まで)
観覧料
大人400円(320円)、高校生以下は無料
※()内は、20名以上の団体料金
※この料金で、常設展示もご覧いただけます。
主催者
富山市・富山市教育委員会
概要
テレビアニメ「一休さん」主人公とんち小僧一休の名脇役として、おなじみの蜷川新右衛門さん。その一族・蜷川家のルーツですが、実は越中(えっちゅう)国蜷川(現富山市蜷川)に求められます。初代にあたる宮道親直(みやじちかなお)が、源平合戦の時代に蜷川を所領としたことから、蜷川を名字に定めたのです。現在も蜷川の地には、蜷川家の菩提寺として栄えた最勝寺が、同家ゆかりの品々を伝えています。
越中で創始された蜷川家は、室町時代に入ると丹波(たんば)へ本拠を移し、四代にわたって当主が新右衛門を名乗り、室町幕府のもとで政所代(まんどころだい)という要職を勤めていきました。その後、戦国の動乱によって幕府が衰えると、出羽(でわ)や土佐(とさ)などへの遍歴を余儀なくされます。しかし、江戸時代には大身の旗本となり、明治の世を迎えました。なお、蜷川家に伝えられていた文書群は、室町幕府研究に不可欠な史料として現在知られています。
本展では、県内外に残る歴史資料などから、越中への土着から京都への進出、室町幕府政所代としての活躍、江戸期の展開など、知られざる富山ゆかりの「蜷川新右衛門さん」一族の盛衰に迫りたいと思います。
イベント情報
■展示をより楽しむための特別公開講座
演題「富山が生んだ室町幕府のスーパー官僚 蜷川家」
講師 萩原大輔(当館学芸員)
日時 10月15日(日) 午後2時から3時30分まで
会場 富山市民プラザ 3階AVスタジオ(富山市大手町)
定員 先着80名(事前申込不要、先着順)
参加費 無料

■担当学芸員による展示解説会
日時 10月14日(土)、10月28日(土)、11月11日(土) 各日午後2時より
申込不要・参加無料(本展の観覧券が必要です)
展示替え情報
※10月22日(日)より、一部展示替えを行います
ホームページ
https://www.city.toyama.toyama.jp/etc/muse/kikakuhaku/list/r05/0503/0503.html
会場住所
〒930-0081
富山県富山市本丸1-62 (富山城址公園内)
交通案内
■JR・あいの風とやま鉄道 「富山駅」 南口より 徒歩10分
■北陸自動車道 「富山IC」より 富山市街方面へ 車で15分
※ 高山(たかやま) 方面と見間違えやすいので、ご注意ください。
■富山空港より 富山駅連絡バスで20分(城址公園前 下車) 徒歩2分
■富山地方鉄道 市内電車環状線 「国際会議場前」下車 徒歩2分
■富山地鉄バス 「城址公園前」下車 徒歩2分、「総曲輪」下車 徒歩4分
■市内周遊ぐるっとBUS 「城址公園」下車 徒歩2分

※富山駅前行きのバスは、「総曲輪」あるいは「荒町」に停車する路線は、「城址公園前」には停車しません。富山駅前から乗車された場合は「城址公園前」に停車します。
ホームページ
https://www.city.toyama.toyama.jp/etc/muse/index.html
富山県富山市本丸1-62 (富山城址公園内)
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