タイトル等
2023年ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション 冬のコレクション展
浜口陽三展 3つの小説で出会うメゾチント
会場
ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
会期
2023-11-25~2024-02-25
休催日
月曜日(ただし祝日の1月8日、2月12日は開館)、1月9日(火)、2月13日(火)、12月11日~1月5日
開催時間
11:00~17:00
(土日祝10:00-/最終入館16:30)
[ナイトミュージアム] 会期中の第1・3金曜日*は20:00まで開館、
最終入館19:30(*12月1日、1月19日、2月2日、16日)
観覧料
大人:600円、大学生・高校生:400円、中学生以下:無料
概要
浜口陽三(1909~2000)は、20世紀後半に活躍した芸術家です。カラーメゾチントという新しい技法を開拓し、柔らかな奥行と静けさのある色彩表現を生み出しました。
銅版画の中でも、とりわけメゾチントは、日本でなじみが薄い技法の一つですが、一度目にすると忘れられない独特の風合いがあります。
この展覧会では浜口陽三の作品と共に、メゾチント作品を題材にした小説を紹介します。イギリスの作家、モンタギュー・ローズ・ジェイムズ(1862-1936)の怪談『銅版画』、北村薫(1949-)の時をめぐる小説『ターン』、歌人でもある塚本邦雄(1920-2005)の絢爛な短編小説『七星天道虫』です。
版画作品は、それぞれの時代の空気を帯びて、小説の中にかけがえのない存在感を放ちます。文学におけるメゾチントの感触を、浜口陽三のメゾチント作品と共にご鑑賞ください。
イベント情報
[1]銅版画メゾチント体験教室
1回の実習で製版から刷りまでを行い、ハガキサイズの作品を完成させます。初めてでも無理なくご参加いただける、初心者向けの教室です。
【講師】江本創(アーティスト)
【日時】12月3日(日)
午前の部/10:00-13:00
午後の部/14:00-17:00
【参加費】1,800円+入館料【定員】各回10名
【持ち物】12×7.5cmの下絵、汚れてもよい服装またはエプロン
【お申込】11月25日(土)12:00より電話にて受付

[2]読書会「ワセダミステリ・クラブと語るメゾチントと三小説」
本展で紹介する3つの小説の読書会です。事前にテーマとなる小説をお読みいただき、当日は皆様と感想や意見交換会を行います。浜口陽三の作品を眺めたり、メゾチントで使用する道具に触れたりしながらお話ししましょう。お気軽にご参加ください。
~ワセダミステリ・クラブ~
ミステリ・SF・ファンタジー・幻想文学・怪奇小説などを中心とする、早稲田大学公認の総合文芸サークル。1957年に江戸川乱歩を顧問に迎えて発足し、翌年1958年より会誌『Phoenix』の発行を始める。北村薫をはじめとする小説家、評論家、編集者を多数輩出している。
【テーマと日時】いずれも閉館後の17:10-18:40
①1月27日(土)
『銅版画』M・R・ジェイムズ 南條竹則 訳
(『消えた心臓/マグヌス伯爵』光文社古典新訳文庫より)
②2月3日(土)
『ターン』北村薫 新潮社 特別ゲスト:北村薫 氏
③2月10日(土)
『七星天道虫』塚本邦雄(『夏至遺文 トレドの葵』河出文庫より)
特別ゲスト:塚本靑史 氏(歴史小説家)
【受付と参加費】
1月7日(日)12:00より電話にて随時受付。各回80名まで。入館料のみ。見学だけでも大歓迎です。
ホームページ
https://www.yamasa.com/musee/exhibitions/1125_0225/
会場住所
〒103-0014
東京都中央区日本橋蛎殻町1-35-7
交通案内
地下鉄

◎半蔵門線水天宮前駅 3番出口 徒歩1分
地下鉄半蔵門線の水天宮前駅の3番出口から地上に出たら、うどん屋さんと、細い道路を隔てて左斜め向かいに、1階ガラス張りのギャラリー風の建物を探してください。
入口上方に青色と黒色の旗(バナー)が見えます。

◎日比谷線人形町駅 A2出口 徒歩8分
◎浅草線人形町駅 A5出口 徒歩10分
人形町通りを半蔵門線水天宮前駅方向へ、FedEx Kinko's Japan (フェデックス キンコーズ・ジャパン) を通り過ぎ、さらに200mほどまっすぐ行きます。首都高速高架のすぐ手前右側の厚木クリニックの角を右に曲がると2軒目の建物が美術館です。1階ガラス張り、入口上方の青色と黒色の旗(バナー)が目印です。

※日本橋三越前から歩くと20分以上かかります。最寄駅の水天宮前のご利用をおすすめします。


バス

中央区コミュニティバス(江戸バス) 北循環ルート
「蛎殻町一丁目水天宮前駅 <22番>」下車 徒歩3分
運行時間 20分間隔
料金 100円(未就学児無料)

主要駅からご利用の場合の所要時間
・東京駅から「東京駅八重洲北口(八重洲地下街北入口)<6番>」より約30分
・三越前駅から「本石町一丁目(日本橋三越前)<8番>」より約27分




首都高速 浜町出口から600m、約3分
首都高速 清洲橋出口から450m、約3分

東京シティエアターミナル駐車場入口前
※美術館には駐車場がありません。向かいのコインパーキングをお使いください。
ホームページ
https://www.yamasa.com/musee/
東京都中央区日本橋蛎殻町1-35-7
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