タイトル等
和歌山県立近代美術館×田辺市立美術館 共同開催 半世紀ぶりの大回顧展
原勝四郎展
南海の光を描く
会場
田辺市立美術館
会期
2023-10-07~2023-12-03
休催日
月曜日(10月9日は開館)、10月10日(火)、11月24日(金)
開催時間
10時~17時
(入場は16時30分まで)
観覧料
600(480)円
*( )内は20名以上の団体料金 *学生および18歳未満は無料 *11月18日(土)、11月19日(日)は、「関西文化の日」のため無料
主催者
和歌山県立近代美術館、田辺市立美術館
協賛・協力等
助成|一般財団法人 地域創造
概要
原勝四郎(はら・かつしろう/1886-1964)は、現在の和歌山県田辺市に生まれた画家です。絵画を学ぶため、東京、そしてヨーロッパにも赴きますが、帰国後は郷里に戻り、生地に隣接した現在の白浜町で家族と暮らしながら、絵を描き続けました。
原が描いたのは、明るく美しい紀南の風景と、そこに暮らす妻と子と自分の姿、そしてバラの花を主とする静物です。のびやかで力強い筆致と鮮やかな色彩による画面は心地良く、その生き生きとした作品の持つ力は、没後半世紀を経た今でも褪せず、見る者を魅了します。
原を画家として開花させ、その活動を支えたのは紀南の風土と人びとでした。明るい光に満たされたこの地の風景と向き合うなかで、原は自らの表現を作り上げ、その作品を愛した人びとが、画家の存在を見守り続けました。
この度の展覧会は、今も多くの人びとから愛され続ける画家の生涯をたどる、半世紀ぶりの大規模な回顧展として、和歌山県内のふたつの美術館が共同で開催します。和歌山県立近代美術館では、その画業を通観できるよう展示を構成します。田辺市立美術館では、同じく絵を描いた兄や弟、また地元で交流のあった芸術家たちについても触れ、その生きた時代の地域における芸術活動についても紹介します。
両館での展示を通して、地方にありながら日本の近代美術に大切な足跡を残した画家の生涯と時代とを、ご覧いただきます。
イベント情報
実施状況の詳細や変更は、和歌山県立近代美術館のウェブサイト[www.momaw.jp]でお知らせします。

記念トークイべント「原勝四郎展をめぐる邂逅」
講師 酒井哲朗[福島県立美術館名誉館長、和歌山県立近代美術館初代学芸員]×宮本久宣[和歌山県立近代美術館学芸員]、三谷渉[田辺市立美術館学芸員]
日時 11月3日(金・祝) 14時から15時30分を予定 *聴講無料、13時30分開場、先着順60名程度
場所 和歌山県立近代美術館2階ホール
内容 1972年に和歌山県立近代美術館で「原勝四郎展」を担当した酒井氏をお招きし、今回の担当学芸員2名が初めての回顧展開催をめぐる様々なお話をうかがいます。

記念ワークショップ「原勝四郎ゆかりの地をめぐる」
案内 担当学芸員ほか
日時 10月21日(土) 10時から15時頃。荒天等の場合、10月28日(土)に延期予定。
場所 田辺市および白浜町内
募集人数 20名程度 *詳細は決まりしだい和歌山県立近代美術館のウェブサイトでお知らせします。
内容 原勝四郎が暮らし、作品に描いた現地を実際に訪れます。和歌山市(和歌山県立近代美術館)からマイクロバスを運行予定ですが、現地(田辺市立美術館)集合も可能です。
実施・運営 NPO法人 和歌山芸術文化支援協会(wacss)

こども美術館部「みんなで『はら活』!」[小学生を対象とした作品鑑賞会]
日時 11月25日(土)、11月26日(日) *11時から1時間程度
場所 和歌山県立近代美術館1階展示室
人数 6名程度 *11月7日(火)、9時30分より和歌山県立近代美術館ウェブサイトで参加申し込み受付開始

フロアレクチャー[学芸員による展示解説]
和歌山県立近代美術館
日時 10月29日(日)、11月12日(日)、11月26日(日) *14時から、1階展示室にて、観覧券が必要

田辺市立美術館
日時 10月14日(土)、11月11日(土) *14時から、展示室にて、観覧券が必要
ホームページ
https://www.city.tanabe.lg.jp/bijutsukan/exhibitions/R51007hara.html
会場住所
〒646-0015
和歌山県田辺市たきない町24-43
交通案内
「JR紀伊田辺駅」・「JR白浜駅」・「南紀白浜空港」から明光バスで、
「南和歌山医療センター前」または「新庄紀南病院前」下車、徒歩5分。
ホームページ
https://www.city.tanabe.lg.jp/bijutsukan/
和歌山県田辺市たきない町24-43
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