タイトル等
つながる琳派スピリット
神坂雪佳(かみさかせっか)展
会場
公益財団法人岡田文化財団パラミタミュージアム
会期
2023-10-06~2023-11-26
前期 10月6日(金)ー10月30日(月)
後期 11月1日(水)ー11月26日(日)
休催日
※会期中無休。ただし、作品入替のため10月31日(火)は閉場
開催時間
午前9時30分~午後5時30分
(入館は午後5時まで)
観覧料
一般1,000円(4枚セット券3,000円)/大学生800円/高校生500円/中学生以下無料
主催者
公益財団法人岡田文化財団パラミタミュージアム
協賛・協力等
後 援:中日新聞社/朝日新聞社/読売新聞社/三重テレビ放送
監 修:細見美術館
企画協力:株式会社アートワン
概要
近代京都において、琳派を手本として創作活動を行った神坂雪佳(1866~1942)。京に生まれた雪佳は、はじめ四条派の画法を学びますが、新しい時代にふさわしい工芸図案の必要性を認識し、図案家の岸光景に師事します。押し寄せる西洋文化を意識しながらも、雪佳は装飾芸術である「琳派」に傾倒し、図案家、画家として活躍しました。
雪佳が手掛けたデザインは、染織、陶芸、漆芸から室内装飾や庭園まで実に多面的です。これは、雪佳が敬愛した本阿弥光悦や尾形光琳の柔軟な活動に倣うものといえるでしょう。琳派は、江戸初期の光悦、俵屋宗達にはじまり、江戸中期の光琳やその弟・尾形乾山、江戸後期の酒井抱一らによって私淑という形で受け継がれてきました。平安以来の美意識をそなえた装飾性豊かな作風で、絵画や工芸といった領域を越え、さまざまな意匠を生み出してきた琳派は、近代以降も多くの分野にわたって影響を与え続けています。
本展では、雪佳が手本とした琳派の美の潮流を光悦や光琳らの名品にたどるとともに、古典と近代的発想を融合させ、美術と意匠の二つの分野を自在に往来した近代琳派・神坂雪佳の多彩な世界をご覧いただきます。
イベント情報
◆記念講演会
日 時:10月22日(日)午後2時~3時30分
演 題:「図案家・神坂雪佳と琳派」
講 師:福井麻純(細見美術館主任学芸員)
参加料:無料(要入館券)

◆ワークショップ「雪佳デザインの版画を摺ってみよう!」
日 時:10月16日(月)
①午前10時~12時、②午後1時30分~3時30分
※事前申込制(9月1日(金)~受付開始)
対 象:どなたでも(各回定員15名)
講 師:森光美智子(浮世絵木版画彫摺技術保存協会会員)
井上孝一(美術書出版株式会社芸艸堂)
参加料:無料(要入館券)

◆パラミタコンサート
日 時:11月12日(日) 午後2時~3時
「歌え、リコーダー♫~ありったけの心をこめて」
演奏者:桜島小学校リコーダークラブ
参加料:無料(要入館券)

イベントの詳細、申し込み方法はHPにてご確認ください。
ホームページ
https://paramitamuseum.com/plan/next_exhibition.html
会場住所
〒510-1245
三重県三重郡菰野町大羽根園松ヶ枝町21-6
交通案内
自動車/ 東名阪「四日市I.C.」より国道477号(湯の山街道)を湯の山方面へ約6.5Km

電車/ 近鉄「四日市駅」下車、近鉄湯の山線に乗り換え約25分 「大羽根園駅」下車、西へ300m
ホームページ
https://www.paramitamuseum.com
会場問合せ先
059-391-1088
三重県三重郡菰野町大羽根園松ヶ枝町21-6
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