平野美術館は、美術をこよなく愛し自らも絵筆をとった平野素芸と憲の父子二代にわたり収集したコレクションをもとに、平成元年(1989)に開館しました。収蔵作品は、鎌倉時代の仏画から近代までの日本画を中心に、浮世絵、洋画、現代アートや工芸品など多岐に渡ります。そして、初代館長・平野憲の意志である「街に開かれた美術館」として様々な企画展を開催してきました。
今回はお客様のリクエストにお応えし、10年ぶりに館蔵名品選を企画いたしました。初公開の作品をはじめ、「もう一度見たい!!」といった要望の多い作品を中心に、様々なジャンルから厳選した作品、約50点を紹介いたします。
ぜひこの機会に、当館の選りすぐりのコレクションをお楽しみいただければ幸いです。