タイトル等
スポット展示 ウクライナのお守り人形「モタンカ」
会場
天理大学附属 天理参考館
3階ロビー
会期
2023-03-11~2023-03-27
概要
ウクライナにおいてモタンカはお守りのようなものと信じられていて、その名称は針を使わずにつくるというウクライナ語に由来します。人形の作者は針やハサミなど鋭利なものは使用せず、素材となる生地を手で裂き、全てを糸で包みながら繋いでいきます。
このような巻き人形は 7000 年以上前からウクライナの地に存在し、古代の人々は人形が持ち主を邪悪なものから守り、願いを叶えてくれると信じていました。当時の人々の信仰は多神教で、天、太陽、地、水などといった自然の力を崇拝していました。
こうした歴史的な経緯の中で生まれたモタンカは、知識や力を象徴するものとしてウクライナの人々の間で脈々と受け継がれてきました。その姿かたちはそれぞれ深い意味があります。頭部は布を丸めて糸で縛っています。これは物事の発展や動き、新しいものの誕生、エネルギーを象徴しています。また、顔が描かれないのは、持ち主を反射し、相互にエネルギーを交換するという意図があります。十字架のデザインは太陽とパワーを表しています。
モタンカには人々の様々な願いが込められています。家族の幸せ、病気の平癒、降雨の祈願など、作者は願い事を思い浮かべながら、心を込めてつくるそうです。
古来、良いことだけをもたらすために作られてきたモタンカ。ウクライナに平和な日々が一日も早く訪れることを心から願っています。
ホームページ
https://www.sankokan.jp/news_and_information/ex_sp/spot_hina2022.html
会場住所
〒632-8540
奈良県天理市守目堂町250
交通案内
[電車でお越しになる場合]
JR桜井線 天理駅・近鉄天理線 天理駅 下車

=天理駅より=
[徒歩でお越しになる場合]
約20分

[バスでお越しになる場合]
●桜井駅北口行 天理市庁前下車
進行方向1つ目の信号を左折し 徒歩約8分
天理駅発(平日・土・日祝) 10:00 11:20 12:40 14:05 15:20

●天理大学行(杣之内キャンパス) 通学バス
天理大学より 徒歩約2分
天理駅発 10:30 12:30 14:30
※天理大学行バスの運行日は、普通授業・補講・集中講義・定期試験および学年始め・学年末行事期間のみです。

[自動車でお越しになる場合]
西名阪自動車道から 天理インターより 南へ約3km 守目堂交差点を左へ

名阪国道から 天理東インターより 南へ約3km 杣之内町交差点を右へ

桜井方面から 守目堂交差点を右へ

●駐車場 無料
※期間により駐車場への入場・駐車が規制される場合があります。
ホームページ
https://www.sankokan.jp/
奈良県天理市守目堂町250
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