タイトル等
為三郎記念館特別企画 亀井勝卒寿展
原点回帰~藤井達吉との出会い
会場
古川美術館 分館為三郎記念館
為三郎記念館(旧古川為三郎邸)
会期
2023-04-08~2023-05-21
休催日
毎週月曜日
開催時間
午前10時~午後5時
(入館は午後4時30分まで)
主催者
公益財団法人古川知足会
協賛・協力等
協力 碧南市藤井達吉現代美術館
後援 愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、中日新聞社、CBCテレビ、東海テレビ、スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社
概要
亀井勝は愛知県立瀬戸窯業高等学校を卒業後、父清市氏のもとで作陶活動に入りました。昭和28年、20歳の時に日展で最年少者として入選しますが、その後数年間は公募展には出品せず、持ち前の探究心と向上心で新しい作風を取り入れた創造美を追求していきます。昭和37年に再び公募展に出品をするようになり、現在は日展を中心に活躍しています。日展特選、日本現代工芸美術展内閣総理大臣賞、中日国際陶芸展中日大賞など数々の賞を受賞、まさに東海地区を代表する作家である亀井勝は自然を題材とし、やきものが有する独特の質感や表情などを駆使して、独創性あふれる作品を発表しています。中でも東アフリカやチュニジアで出会った壁をテーマにした「風シリーズ」は亀井の代名詞となり、多くの人々を魅了しています。こうした亀井の芸術観の根底には、父清市と工芸家・藤井達吉から受け継がれた芸術工芸思想があります。昭和初期に瀬戸を訪れ、若い作家たちに多大な影響を与えた藤井達吉(1881-1964)は「工芸は総合芸術である」との考えを提唱しました。
瀬戸の作家たちは、藤井との交流の中で、芸術・工芸思想に触れ、創作の源泉であるスケッチの重要性を認識し、それぞれの制作に取り組みました。その藤井達吉の晩年を献身的に支え、時には芸術論を共有してきたのが亀井勝の父・清市です。亀井はこうした二人の交流を自らの目で、そして肌で体験してきました。本展では亀井勝が藤井達吉から受け継いだ芸術思想を紹介します。亀井勝の作品と共に亀井家に残る藤井達吉の直筆文などを紹介し、藤井に感銘を受け培われた亀井勝の創造性を深堀します。卒寿を迎えた亀井勝の円熟した境地をご堪能ください。
ホームページ
https://www.furukawa-museum.or.jp/show_exhibit?time_seq=1
会場住所
〒464-0066
愛知県名古屋市千種区池下町2丁目50番地
交通案内
【電車ご利用の場合】
地下鉄東山線 池下駅1番出口より東へ徒歩3分
地下鉄東山線 覚王山駅1番出口より西へ徒歩5分

【市バスご利用の場合】池下下車
(金山より)金山11系統/(大森車庫より)幹砂田1系統/(猪高車庫より)池下11系統/(猪子石団地より)茶屋12系統
ホームページ
https://www.furukawa-museum.or.jp/
愛知県名古屋市千種区池下町2丁目50番地
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