タイトル等
東北芸術工科大学卒業・修了展[東京選抜展]
SOTSU TEN 2022
とうほくからめざめるうごきだす
会場
東京都美術館
ロビー階 第2・第3 展示室
会期
2023-02-23~2023-02-26
開催時間
9:30~17:30
(入場は17:00まで) ※初日のみ13:00~一般公開
観覧料
入場無料
協賛・協力等
■助成・協力
東北芸術工科大学校友会・卒業生後援会・保護者会
概要
私が常々山形で学ぶ若きアーティストたちに感心しているのは、世界や東京との絶妙な距離の取り方です。世のざわめきにも一喜一憂せず、世界の歪みに動じず、恵まれた大自然と程よいサイズの市街地を行き来しながら、等身大で素直な表現活動に勤しんでいるように見えます。ここに選抜された作家たちは、今後のリアル&デジタルの新しい世界がどれほどに混乱しようとも、誠実に自分の目と心で感じ取るメソッドを身につけた、いわば体幹が鍛えられた表現者たちとも言えるでしょう。彼らの揺らがない目線や、物おじしない姿勢には、我々大学側も鍛えられているほどです。そんな稀有なアーティストたちの作品を、一人でも多くの東京のみなさまにご覧いただければ幸いです。(学長 中山ダイスケ)

美術科7コース(日本画、洋画、版画、彫刻、工芸、テキスタイル、総合美術)並びに大学院(絵画、工芸、彫刻、複合芸術)から選抜された卒業・修了制作展を2年ぶりに開催いたします。ようやく東京でも開催できることの喜びは、制作のモチベーションとなりました。東北の雄大な自然や風土に惹かれ、沖縄から北海道まで全国から集った学生たちの作品は、独特の雰囲気を纏った情熱とダイナミズムがあります。今年の学生たちは、2020年から生活や学びの制限を受けながらも懸命に自己を高め、魅力的な表現を展開するまでに成長しました。世界で起こる衝撃とコロナ禍は、価値の多様化を強め、掴みきれない不鮮明な景色へと社会を変化させています。そんな時代に新たなページを記す若いアーティストたちの創造は、私たちの本質に等身大のリアルを響かせてくれるはずです。東北・山形を心に浸透させた志を感じてください。
(美術科学科長 青山ひろゆき)
イベント情報
トークイベント
・髙木 遊 氏(金沢21世紀美術館 アシスタント・キュレーター)
2月23日(木・祝) 10:30~12:00
場所:都美術館ロビー階講堂
今注目の新世代アートキュレーター髙木遊氏にピックアップ作品を講評していただきます。近年日本のアートにおける動向や、卒展を通して見えてくる芸工大の未来の話などを伺います。
※参加対象は内覧会招待者、卒業生、出品者に限ります。
※当イベントは東北芸術工科大学校友会の助成を受けています。

SOTSUTEN ONLINESHOP
卒展は、学生にとって「作品」と「社会」をつなぐ大切な接触点です。本学では、作品の売買の過程までを教育活動の一つと捉えています。オンラインストアでは、今年度卒業・修了する未来を担う才能あふれる学生の小作品をどなたでも気軽に鑑賞し、購入することができます。
展覧会問合せ先
東北芸術工科大学教学課
山形県山形市上桜田 3-4-5
023-627-2010
https://www.tuad.ac.jp
会場住所
〒110-0007
東京都台東区上野公園8-36
交通案内
JR 上野駅「公園口」より 徒歩7分
東京メトロ 銀座線・日比谷線 上野駅「7番出口」より 徒歩10分
京成電鉄 京成上野駅より 徒歩10分
※当館には駐車場はございませんので、車でのご来館の際はご注意ください。
ホームページ
https://www.tobikan.jp
東京都台東区上野公園8-36
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索