今年も大広間にて「享保雛(きょうほうびな)」の展示を行います。終戦後に伊藤家を博物館として残す構想を温めていた七代目伊藤文吉によって、陳列用に迎えられたお雛様です。その優雅な居ずまいをお楽しみください。
見どころは、享保雛の特徴でもある能面のような穏やかな表情と高さ約60㎝もの大きさ。さらに男雛と女雛の共生地による華やかな衣装などです。さらに北方文化博物館の享保雛は、女雛が掛けるビロードの掛け帯なども特徴的です。
同時に、京の豆人形コレクション、江戸後期の五人囃子なども展示致します。こちらもお楽しみください。
※展示は全て展示ケースにて行います。