タイトル等
稗田一穗展
会場
田辺市立美術館
会期
2022-11-19~2023-01-15
感染症の拡大などにより、予定が変更となる場合があります。最新情報は当館のホームページでご確認ください。
休催日
月曜日[ただし1月9日は開館]、11月24日[木]、12月28日[水]~1月4日[水]、1月10日[火]
開催時間
10:00~17:00
[入場は16:30まで]
観覧料
600円
※両館とも学生及び18歳未満の方は無料です。
関西文化の日 11月19日(土)・20日(日)は観覧料を無料にします。
主催者
和歌山県立近代美術館、田辺市立美術館
協賛・協力等
助成:一般財団法人 地域創造
概要
昨年3月に満100歳で亡くなった、和歌山県田辺市出身の日本画家、稗田一穗(1920-2021)の回顧展を和歌山県立近代美術館と田辺市立美術館の共同で開催いたします。
10代半ばで日本画家を志した稗田は、東京美術学校に学び、戦後、本格的に画家としての活動をはじめました。鳥を主要なモチーフとした、生命を寿ぐような素朴で力強い表現や、世界的な絵画動向を意識しつつ画材の特質も発揮した画面構成は、日本画の地平を拓くものとなります。
また60歳を迎える頃よりは、故郷、和歌山の熊野の地をモチーフにした、悠久の時間を想わせる荘厳な風景と、長らく生活を営んだ東京の成城の町をモチーフにした、詩情あふれる日常の風景が主要なテーマに加わり、個々の作品はもちろん、あちらとこちらを行きかうなかで、見る者を深い思索と想像に誘う独自の世界観を築きます。
田辺市立美術館の会場では、各時代の主要な作品を通して稗田の画業全体をふり返ります。また熊野古道なかへち美術館(田辺市立美術館分館)の会場では、熊野の地をテーマにした作品を特集して紹介します。80年以上を日本画の研究に費やし、戦前から戦後の絵画に大きな足跡を残した画家の画業を改めてご覧いただくことで、故人を偲ぶ機会といたします。
イベント情報
ワークショップ「日本画で花を描いてみよう」
日時:11月26日(土)午後1時~午後4時頃
会場:熊野古道なかへち美術館 交流スペース
講師:宮いつき(日本画家、多摩美術大学教授)
※無料ですが予約が必要です。先着順10名まで。予約は11月19日(土)午前10時から電話で受け付けます(田辺市立美術館:0739-24-3770)。

記念講演会「稗田先生の作品と思い出」
日時:11月27日(日)午後2時~午後3時30分頃
会場:田辺市立美術館 研修室
講師:宮いつき(日本画家、多摩美術大学教授)
※予約は不要ですが、展覧会観覧料が必要です。

展示解説会(田辺市立美術館)
12月10日(土)・1月7日(土) いずれも午後2時より、当館学芸員が行います。
※予約は不要ですが、展覧会観覧料が必要です。
展示替え情報
※田辺市立美術館では12月12日に一部作品を展示替え
ホームページ
https://www.city.tanabe.lg.jp/bijutsukan/exhibitions/R41119hieda.html
会場住所
〒646-0015
和歌山県田辺市たきない町24-43
交通案内
「JR紀伊田辺駅」・「JR白浜駅」・「南紀白浜空港」から明光バスで、
「南和歌山医療センター前」または「新庄紀南病院前」下車、徒歩5分。
ホームページ
https://www.city.tanabe.lg.jp/bijutsukan/
和歌山県田辺市たきない町24-43
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