1972(昭和47)年に開館した栃木県立美術館は2022(令和4)年、開館50周年を迎えます。その間に収集した作品は約9,000点、開催した企画展は240本にのぼります。今回の展覧会は特定のジャンルや時代、作家に注目したものではなく、当館50年のキセキを過去の企画展や選りすぐりの作品を通してたどる「題名のない展覧会」。当館の活動をご支援いただき、あたたかく見守ってくださった皆様への感謝の気持ちを込めて、企画展示室、常設展示室の全てを使って展示します。あわせて歴代の展覧会ポスターも一挙公開!作品の制作秘話や学芸員だけが知っている裏話を織り交ぜながら、コレクションの魅力をひも解きます。50年にわたり培ってきた伝統を活かし、皆様とともに、栃木県立美術館は新たな扉を開きます。