久留米市美術館は、休館中も石橋正二郎記念館を舞台に活動を続けます。
石橋正二郎記念館では、正二郎の人と歩みの紹介や、彼にかかわる絵画作品の展示をしています。美術館が休館中は、ワークショップや講座などさまざまなイベントなども記念館で行います。それらをまとめて、文化センターの噴水にちなんで「ぺりかんくらぶ」と名付けました。
休館中ならではの楽しい時間を記念館でお過ごしください。
黒田清輝と藤島武二
日本近代洋画の父とされる黒田清輝(1866-1924)と、その片腕として存在感を示した藤島武二(1867-1943)。東京美術学校の西洋画科と、美術団体「白馬会」が発足した1896年以来、ともに実制作や教育で洋画の振興に力を尽くしました。今回は、この二人が自然や風景を描いた4点の作品を展示します。ヨーロッパの印象派やフォーヴといった美術動向をふまえ、さらに彼らが追求した「日本の油絵」をご覧ください。