- タイトル等
善光寺御開帳記念
善光寺さんと高村光雲
未来へつなぐ東京藝術大学の調査研究から
- 会場
- 長野県立美術館
- 会期
- 2022-04-02~2022-06-26
※新型コロナウイルス感染症等、諸般の事情により、会期等に変更が生じる場合があります。
最新情報は美術館ホームページを御覧ください。
- 休催日
- 毎週水曜日休館(但し、5月4日[水・祝]は開館、翌々日の5月6日[金]は休館)
- 開催時間
- 9:00~17:00
(展示室入場は16:30まで)
- 観覧料
- 一般、大学生および75歳以上500(400)円 高校生以下又は18歳未満無料
※( )内は20名以上の団体料金 ※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と、付き添い1名は無料
- 主催者
- 長野県 長野県立美術館 信濃毎日新聞社 (公財)信毎文化事業財団
- 協賛・協力等
- 共催|長野県教育委員会 特別協力|善光寺 東京藝術大学保存修復彫刻研究室
後援|長野市 長野市教育委員会 長野商工会議所 善光寺御開帳奉賛会 長野県芸術文化協会 (公財)八十二文化財団 (公財)ながの観光コンペンションビューロー JR東日本長野支社
- 概要
AR技術を用いた仏像の立体的な再現。
善光寺の御開帳に合わせ、高村光雲や米原雲海によって近代に建立された、現在の仁王門の金剛力士像や三面大黒天像、三宝荒神像などの仏像について、さまざまな角度から紹介する展覧会を開催します。
長野県立美術館に隣接し、日本最古とされる仏像を祀る善光寺の文化財に焦点を絞り、高村光雲が教鞭を執った東京美術学校の後身で、長年にわたって善光寺の仏像の調査と修復に携わってきた東京藝術大学大学院美術研究科保存修復彫刻研究室の協力のもと、その研究成果としての仏像を展示します。
善光寺仁王門の金剛力士像や三面大黒天像、三宝荒神像の研究パネルと構造模型、近代彫刻としての制作に関わった高村光雲や米原雲海の書簡と出納帳などと併せて、一般の人たちへの理解を深めるためにAR技術を用いた仏像の立体的な再現を行ないます。
長野県の美術館と信濃毎日新聞社は、これまでに2回ほど、善光寺の御開帳に合わせて企画展を開催し、信州の歴史における「いのり(信仰)」の在り方と、その信仰によって守り伝えられてきた美術作品について紹介してきました。
今回の展示においても、とくに、仁王門の金剛力士像が明治時代の大火で焼失し、その後、大正時代になってから、当時の著名な彫刻家たちによって再建されたという経緯を紹介することで、修復が単なる過去の復元ではなく、連綿と続いている信仰と美術のあり方にも関わる問題であることを明確にするとともに、善光寺と東京藝術大学の連携を通じて現代に受け継がれる"いのり"のかたちを提示したいと考えています。
- イベント情報
- ※イベント詳細については美術館ホームページをご確認ください。 ●参加費=無料(ただし観覧料は必要)
■講演会・レクチャー
会期中に、東京藝術大学保存修復彫刻研究室による講演会やレクチャーなども開催する予定です。
詳細は決まり次第、美術館ホームページでお知らせいたします。
■絵解き
4月16日[土]/5月14日[土]/6月4日[土] 3回 各14:00~ レセプションルーム
「善光寺如来絵伝」「善光寺参り絵解き図」の絵解き
実演:小林玲子 氏(長野の絵解きを広める会 代表)
- ホームページ
- https://nagano.art.museum/exhibition/exhibit_1645768406