タイトル等
令和3年度 鳥取県立博物館 美術部門 夏休み企画
シリーズ・美術をめぐる場をつくるⅢ
瀧澤 潔 鳥取県立博物館のためのインスタレーション2021
会場
鳥取県立博物館
第3特別展示室
会期
2021-07-17~2021-08-29
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、展覧会の会期や、会期中のイベント等を変更する場合があります。最新情報及び詳細は、ホームページにてお知らせいたしますので、そちらをご確認ください。
休催日
会期中無休
開催時間
午前9時~午後5時
(土曜日は午後7時まで)
※入館は閉館30分前まで
観覧料
一般180円(20名様以上の団体 150円)
◎以下の方は無料でご覧いただけます。
70歳以上の方/大学生以下/学校教育活動での引率者/障がいのある方・難病患者の方・要介護者およびそれらの介護者の方/当館で同時開催中の企画展のチケットをお持ちの方(来場当日のみ)
概要
多様なアートと出会える場を提供する展覧会「シリーズ:美術をめぐる場をつくる」は、今年で3年目となります。2021年の夏は、土地のイメージや展示空間の特徴から着想し、様々な手法を用いて素材の集積や粗密を生み出すことにより、空間全体を異なる色彩や質感に変化させ、非日常的な空間を作り出すアーティスト 瀧澤 潔(たきざわ・きよし)が光のインスタレーションを作り上げます。
「私たちにとって生-いきる-とはひかり」だと言う瀧澤は、「植物は種を蒔くと光に向かって芽を出す。伸び続ける。光の方向に芽が向くのだ。そして私たちの糧となる。当たり前なのだが、なぜだろうと疑問に思う。多くの生命はひかりをともにする。多くの生命は日が昇れば目を覚ます。日が沈めば目を閉じる。」と記し、一貫して光を重要なモチーフとして制作してきました。作家は、私たち自身もまた、温かく心地よい「ひかり」を抱いた存在だと捉えています。一方で、欲望や貧困、懐疑や孤独などによって、自らその「ひかり」を遠ざけてしまう存在でもあると。
2014年、瀧澤は当館自然分野の「深海」の展示に繋がるイメージでインスタレーションを設置しました。今回は、鳥取の風景を見つめ、人と出会い、来年で50周年を迎える当館の展示空間と向き合うことから制作を始めています。新型コロナウイルスが蔓延する状況下で、今までの当たり前が覆され、会うことや触れることが困難となり、時には孤独感や閉塞感を伴いながら暮らし方や生き方を改めて見つめ直すこととなった今、瀧澤は私たちにどのような「ひかり」を見せるのでしょうか。
会期初日は、アーティストとともに会場設営を体験する「アートボランティア入門」を企画しています。また、会期中には幼児から大人まで楽しく作品展示に参加できる「スペシャルワークショップ」を開催します。この夏、アーティストを身近に感じ、額縁やガラスケースに収まらない作品に「没入」する体験をぜひお楽しみください。
イベント情報
アートボランティア入門
瀧澤さんとつくる光の空間(会場設営編)
アーティストとともに、会場設営や、ランプシェードの取り付けなどの展示作業を体験しましょう。
|日時|2021年7月17日(土)
午前10時~午後4時のうち参加可能な時間
|会場|鳥取県立博物館 2階 第3特別展示室、会議室
|対象|中学生~一般
|定員|5名程度
|申込|7月2日(金)8時30分~電話受付開始(先着順)

スペシャルワークショップ
瀧澤さんとつくる光の空間(作品制作編)
会場内のランプシェードに絵や模様、夢などを描いて、瀧澤さんのインスタレーションに参加しましょう。
|日時|2021年7月24日(土)
午後1時~3時
|会場|鳥取県立博物館 2階 第3特別展示室、会議室
|対象|幼児~一般
|定員|15名程度
|申込|7月9日(金)8時30分~電話受付開始(先着順)
ホームページ
https://www.pref.tottori.lg.jp/kiyoshitakizawa/
会場住所
〒680-0011
鳥取県鳥取市東町2-124
交通案内
[JR鳥取駅からバスで]
砂丘・湖山・賀露方面行 「西町」下車 約400m
市内回り岩倉・中河原方面行 「わらべ館前」下車 約600m
ホームページ
https://www.pref.tottori.lg.jp/museum/
鳥取県鳥取市東町2-124
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