タイトル等
寄贈記念 中川哲哉工芸展
髹漆家と名乗り、塗りに一生を捧げた工芸家
会場
天童市美術館
会期
2021-08-20~2021-09-12
休催日
毎週月曜日
開催時間
午前9時30分~午後6時
(入館受付は5時30分まで)
観覧料
一般 520円(410円)
高校・大学生 310円(240円)
小・中学生 200円(160円)
※( )内は20名以上の団体料金。身体障がい者手帳、精神障がい者保健福祉手帳及び療育手帳を提示された方は表示料金の半額。 (同伴の介護者は無料)
主催者
天童市、公益財団法人天童市文化・スポーツ振興事業団
協賛・協力等
共催:天童市教育委員会
概要
中川哲哉(1897-1976)は天童市北目出身の漆工芸家です。若くして塗師(漆器などに漆を塗る職人)になることを目指し、仙台、東京、京都、そしてまた東京で修業をしました。技術を磨くだけでなく、各地の博物館に足しげく通い、完成された漆器の研究も怠りませんでした。中川が研鑽を重ねていた当時、漆器は素地(器の原型)に漆を塗り、蒔絵や螺鈿などの装飾を施して完成しました。髹漆(きゅうしつ)とは「器物に漆を塗ること。また、その塗り物」を示し、髹漆家とは漆の塗師を表しています。中川は塗りの仕事だけで漆器を完成することができる「乾漆」技法に注目し、すでに廃れてしまった乾漆技法(木心乾漆)の復元に成功します。そして、中川は日展、伝統工芸展などをはじめ、海外で開催された展覧会にも出品し、国内外で高い評価を得ました。
本展は中川哲哉のご遺族から作品寄贈を受けたことを記念して開催します。寄贈を受けた作品に合わせ近隣の美術館・博物館、個人が所蔵する作品を合わせ68点の作品を公開します。中川の塗りと乾漆の技術をご堪能ください。
イベント情報
ギャラリートーク
<当館館長> 8月22日(日)、9月5日(日) 午後2時から

※新型コロナウイルス感染拡大の状況によって中止になる場合がございます。ご了承ください。
ホームページ
http://tendocity-museum.jp/ex_tax/kaisaicyu/
会場住所
〒994-0013
山形県天童市老野森1-2-2
交通案内
JR
東京駅から天童駅まで山形新幹線でおよそ3時間
山形駅から天童駅まで奥羽本線でおよそ20分
天童駅(東口)から徒歩およそ15分

バス
山形駅から「天童(荒谷経由)」行、天童市役所口下車(所要時間45分)、徒歩5分
仙台駅前から山形交通バス「天童・寒河江」行、天童温泉下車(所要時間1時間20分)、徒歩10分

飛行機
羽田空港から山形空港までおよそ55分
山形空港からタクシーでおよそ10分

自家用車
山形市内から国道13号線を利用、およそ30分
仙台市内から国道48号線を利用、およそ60分
東北自動車道村田JCより山形自動車道を利用、山形北ICからおよそ10分、または天童ICからおよそ5分
ホームページ
http://tendocity-museum.jp/
山形県天童市老野森1-2-2
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