タイトル等
色絵磁器
影山 明志 展
会場
常陽藝文センター
藝文ギャラリー
会期
2020-09-30~2020-11-29
前期 2020年9月30日(水)~11月 1日(日)
後期 2020年11月4日(水)~11月29日(日)

新型コロナウイルス感染拡大防止のため会期変更・中止になる場合がございます。
休催日
(但し毎週月曜日休館)
開催時間
AM10:00~PM5:45
観覧料
入場無料
主催者
公益財団法人 常陽藝文センター
協賛・協力等
beyond2020
概要
ごあいさつ
公益財団法人常陽藝文センターでは郷土作家展シリーズ第267回として、「色絵磁器 影山明志展」を開催いたします。
色絵磁器は、釉薬をかけて焼き上げた磁器に上絵具(うわえのぐ)で模様を描き再度焼成する装飾技法です。陶芸家・影山明志さんは金工家の兄の影響で東京藝術大学に進学、故・藤本能道(よしみち)※1に師事し、大学院修了後も弟子として研鎖を積みました。藤本は色絵では難しい濃淡やぼかしなどの絵画的要素を取り入れるために「釉描加彩(ゆうびょうかさい)※2」を発案し、革新的な色絵作品を創り出しました。影山さんはその技法を間近で学び、自らの作品に取り入れながら花鳥をモチーフにした作品を制作し続けています。
影山さんがモチーフとして取り上げるのは、スズメやツグミなどの生活の中でよく見られる鳥や植物です。華麗な色彩と級密な写実表現による格調高い色絵作品に、身近な自然への細やかな眼差しと親しみが感じられます。
影山さんの作品の中で特長的なのは、薄く均一にスライスした磁土を板に貼り付けて組み立てた扁壷(へんこ)でしょう。磁器ならではのシャープさとふくよかさが共存したユニークな器体を植物の枝が覆い、平らな面が愛らしい花鳥画を引き立てます。また部分的に挿入された幾何学文様が写実的な自然表現にリズミカルな彩りを加えています。
今展では大皿や壷を中心に、影山さんの優品26点を二期に分けて展示します。
公益財団法人常陽藝文センター
※1 藤本能道(1919~1992)…東京生まれ。加藤土師萌、富本憲吉に師事。色絵磁器の重要無形文化財保持者(人間国宝)。東京藝術大学教授を経て1985年より90年まで学長を務めた。
※2 釉描加彩…色軸で背景を描写してから磁器を焼成し、その上に色絵を施すことで絵画的な柔らかな表現を可能にした技法
会場住所
〒310-0011
茨城県水戸市三の丸1-5-18 常陽郷土会館内
交通案内
水戸駅北口より徒歩8分
常磐自動車道水戸ICより約20分
北関東自動車道茨城町東ICより約18分
ホームページ
http://www.joyogeibun.or.jp/
茨城県水戸市三の丸1-5-18 常陽郷土会館内
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