タイトル等
秋の特別展
長與善郎(ながよよしろう)と実篤(さねあつ)
「君がゐてくれるのは本当に僕には力だ」
「長與を友にもつことを誇りにする」
会場
調布市武者小路実篤記念館
会期
2019-10-26~2019-12-15
休催日
月曜日(ただし、11月4日は開館、5日は振替休館)
開催時間
9:00~17:00
(閲覧室は10:00~16:00)
観覧料
大人200円 小・中学生100円
*市内在住65歳以上は無料
*身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳・愛の手帳をお持ちの方、及び付添人は無料
*市内在住・在学の小・中学生は、毎週土曜日に無料バスが利用できます。
*「ぐるっとパス2019」が利用できます。
概要
長與善郎は学習院で武者小路実篤の後輩にあたり、在学中に実篤が自費出版した『荒野』を読んで感銘を受けたといいます。自らも創作を始めましたが、文学の道に進むつもりはありませんでした。しかし志賀直哉に見せた作品を志賀より先に読んだ実篤に強く勧められ、『白樺』創刊二年目の明治44(1911)年に作品を発表します。翌年から本格的に執筆に入り、『盲目の川』『項羽と劉邦』『青銅の基督』『竹澤先生と云ふ人』『わが心の遍歴』などの代表作があります。その作品は思想性が高く、白樺同人の中でも実篤に最も近いと言われます。
『白樺』終刊後、長與は同人らに呼びかけて『不二』を創刊、昭和7(1932)年には二人雑誌『重光』を発行、戦後は実篤が呼びかけた『心』の創刊に参加するなど、歩みを共にしました。
昭和4(1929)年から書画の制作も始め、個性豊かな作品を残しています。
特別展では、新たに確認された資料を含め、原稿や執筆資料、書画、愛蔵美術品など多彩な資料で長與善郎の生涯と作品、白樺同人との交友を紹介し、書簡や日記などから実篤との親交を読み解きます。
イベント情報
展示解説
日時:11月17日(日)、12月13日(金) 午後1時30分から45分間程度 会場:実篤記念館 ※申込不要

登録有形文化財一周年記念講演会「旧武者小路実篤邸・仙川の家」
講 師:稲葉和也氏(調布市文化財審議会会長/建築史家)
日 時:11月23日(土・祝) 午後1時30分~3時30分
会 場:調布市東部公民館・学習室、旧武者小路実篤邸
※講演の後、実際に旧実篤邸内を見学しながら解説
定 員:50名 参加費:無料
申込み:11月9日(土)必着 *下記方法で

文学講座「小説「友情」と戯曲「人間万歳」の〈万歳〉をつなぐもの」
講 師:寺澤弘樹氏(文教大学教授)
日 時:12月14日(土) 午後1時30分~3時
会 場:実篤記念館
定 員:15名 参加費:100円 *入場料別途
申込み:11月30日(土)必着 *下記方法で

申込方法
往復はがきの往信面に(1)希望する講座名、(2)応募者全員の氏名(ふりがな)、(3)年齢、(4)郵便番号、(5)住所、(6)電話番号、返信面にご自身の宛先を明記の上、締切日必着で実篤記念館まで。1枚のハガキで2名まで応募可。応募者多数の場合は抽選。定員に余裕がある場合は、締切日の翌開館日午前9時から講座開催前日午後5時まで電話で受け付けます(先着順)。
会場住所
〒182-0003
東京都調布市若葉町1-8-30
交通案内
<京王線>
仙川駅 または つつじヶ丘駅下車 徒歩10分

<小田急線>
成城学園前駅より 「調布駅」、または「神代団地」行バス、稲荷前下車 徒歩5分

<お車の場合>
周辺道路が狭いため、中・大型バスをご利用の場合は事前にお問い合わせください。
ホームページ
https://www.mushakoji.org
東京都調布市若葉町1-8-30
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