タイトル等
片岡球子
本画とスケッチで探る画業のひみつ
会場
北海道立近代美術館
会期
2017-01-04~2017-03-20
休催日
月曜日(1月9日、3月20日をのぞく)、1月10日(火)
開催時間
午前9時30分~午後5時
(入場は午後4時30分まで)
観覧料
一般 1,000(800)円、高大生 600(400)円、小中生 300(200)円
※( )内は、前売りおよび10名以上の団体・リピーター・ファミリー割引料金 ※前売券は当館でのみ販売(11月23日~12月28日まで、休館日をのぞく) ※リピーター割引料金は、道立美術館で開催された特別展の半券をご提示いただいた場合の料金(1枚につきお一人様1回限り有効。有効期限は半券に記載) ※ファミリー割引料金は、ご家族で観覧の場合 ※障害者手帳等をご提示の方とその付添者1名は無料 ※近美コレクションとの共通券は、一般1,300円、高大生650円(当日のみ)
主催者
北海道立近代美術館
協賛・協力等
共催:北海道新聞社
後援:札幌市、札幌市教育委員会
概要
いま明かされる、珠子の創造のひみつ。
スケッチブックの展示替えもお見逃しなく!

札幌生まれの日本画家・片岡珠子(1905~2008)は、ときに破天荒と評されたほど、型破りな作風で知られます。ほとばしる自然のエネルギーを描き出した山シリーズ、歴史上の人物の相貌にその人の生きざまを表出させた<面構(つらがまえ)>、雅楽や舞楽に取材し絢爛豪華な色彩を爆発せさた作品など、80年に渡る長い画業の中で、何度も日本画の常識をくつがえしてきました。そんなダイナミックな珠子作品の根幹にあったのが、まずは対象と真摯に向き合うことから始まるスケッチでした。
スケッチブックの一端がようやく公開されたのは、珠子が100歳のとき。そして2014年から2年を費やした集中的な調査によって、小学校講師時代の初期から最晩年に至るまでに珠子が描きつづけた約350冊のスケッチブックの全貌が浮かび上がることとなりました。一群のスケッチは、珠子の制作プロセスを読み解く貴重な資料であるとともに、一頁一頁には画家の息づかい、描くことへの情熱、ときには苦悩が痕跡を残し、本画に劣らぬ迫力で観る者にせまります。膨大な数のスケッチブックを初めて主役に据える本展では、当館所蔵の本画約30点もあわせて展示し、両者を一堂に会することでしか見えてこない珠子の創造のひみつを探ります。
イベント情報
新春!珠子みくじ
2017年の初詣はぜひ美術館で!
日時:1月4日(水)~8日(日)各日先着20名
場所:当館展示室B 入口

見どころトーク
展覧会の見どころを学芸員がわかりやすく解説します。
日時:1月7日(土)・2月18日(土)14:00~(約40分)
場所:当館講堂(定員230名・聴講無料)
講師:松山聖央(当館学芸員)、門間仁史(当館学芸員)

講演とシンポジウム
本展のテーマである片岡珠子を中心に、複数の画家の構想・スケッチ・下絵に焦点をあて、絵画作品がどのように生み出されるのかを探ります。
予約不要、参加無料、一部のみの聴講も可能です。
日時:3月4日(土)
場所:当館講堂(定員230名)
○13:00~14:00
講演「片岡珠子のスケッチ-知られざる創造のあゆみ」
土岐美由紀氏(北海道立旭川美術館・学芸課長)
○14:05~16:30
シンポジウム「手のあと、思考のあと-絵画制作のプロセスをたどる」


●事前募集制イベント

大人のワークショップ「珠子になりきり!<面構>スケッチ」
片岡珠子の代表作<面構>シリーズを参考に、珠子も用いた画材で、モデルの生きざまがあらわれるようなスケッチを描きます。
日時:1月14日(土)13:30~15:30
場所:当館展示室Bおよび造形室
講師:平向功一氏(札幌大谷大学芸術学部美術学科准教授・日本画家)
参加料:展覧会観覧料 定員:20名

大人の連続ゼミ「珠子をもっと知りたい人へ!ともに学ぶ、ひみつのひみつ」
少人数ゼミ形式で、ディスカッションを交えながら珠子の芸術についてより深く学びます。
日時:1月26日(木)、2月9日(木)、23日(木)、3月9日(木)14:00~15:30
場所:当館展示室Bおよび映像室
講師:松山聖央(当館学芸員)、門間仁史(当館学芸員)
参加料:展覧会観覧料1回分 定員:25名
※4回で完結する連続ゼミです。参加者は原則としてすべての回を受講してください。

応募方法(ワークショップ・連続ゼミ共通):メールまたは往復はがき
※①希望イベント ②参加者氏名・ふりがな ③年齢 ④住所 ⑤電話番号を明記してください。
※メールの場合は件名にも①希望イベントを記入し、当館からの返信メールがブロックされないよう、迷惑メールフィルター設定をご確認ください。
宛先:kinbi.gakugei1@pref.hokkaido.lg.jp
〒060-0001 札幌市中央区北1条西17丁目 北海道立近代美術館 片岡珠子展イベント係
締切:2016年12月9日(金)
応募多数の場合は抽選を行い、12月24日(土)ごろまでに結果を通知します。
展示替え情報
※前期(1/4~2/12)、後期(2/14~3/30)で、ほぼすべてのスケッチブックのページが替わります。
会場住所
〒060-0001
北海道札幌市中央区北1条西17丁目
交通案内
■地下鉄
東西線・西18丁目駅下車。4番出口から 徒歩5分。

■JRバス、中央バス
道立近代美術館バス停下車。徒歩1分。

■お車
お車でお越しの際は、周辺の駐車場をご利用ください。
(長年にわたってご利用いただいた「美術館駐車場」(運営:社団法人北海道美術館協力会)は、2012年7月8日(日)をもって営業を終了しました。)

なお、道立近代美術館をご利用の方は、「ビッグシャイン88 北1条駐車場 (北1条西15丁目)」を割引料金でご利用いただけます。

★ビッグシャイン88 北1条駐車場 北1条西15丁目 (美術館から 徒歩5分)
料金/ 20分 120円 (20分を超える分は 20分につき 120円増し)
・美術館利用者を対象とした割引 / 近代美術館1Fの西側入口付近(公衆電話の横)の押印機、または三岸好太郎美術館展示室受付の押印機で、駐車券に押印すると、駐車場入場から20分無料になります。
・障害者割引 / 精算前に、ビッグシャイン窓口で、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を提示すると、駐車場入場から1時間無料となります。
*ただし、上記の「美術館利用者を対象とした割引」との併用はできませんので、ご注意ください。
(美術館押印機で駐車券に押印すると、障害者割引の適用ができなくなりますので、ご注意ください。)
ホームページ
https://artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp/knb
会場問合せ先
施設全般について: 011-644-6881
美術全般について: 011-644-6883
展覧会全般、団体観覧について: 011-644-6882
教育サービスについて: 011-644-6884
Fax. 011-644-6885
E-mail: kinbi.gyomu1@pref.hokkaido.lg.jp
テレフォンサービス: 011-612-7000
北海道札幌市中央区北1条西17丁目
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