本展は、日本有数の近現代美術コレクションをもつ京都国立近代美術館と東京国立近代美術館の所蔵品から、近代の日本画と洋画、近現代の工芸を代表する作家69名による選りすぐりの作品約80点を一堂に会します。
日本画は、竹内栖鳳をはじめ、村上華岳、土田麦僊、甲斐庄楠音、上村松園ら近代京都画壇の作品、洋画は、岸田劉生、藤島武二、須田国太郎、安井曾太郎、藤田嗣治ら東西を問わず、また海外においても活動した画家たちの作品、工芸は、陶芸から富本憲吉、河井寬次郎、十五代樂吉左衞門ら、染織から志村ふくみら、さらには漆工芸、竹工の京都の作家を中心に名作を紹介します。