茂木本家美術館は、平成18年1月18日の開館から10周年を迎えました。これを記念し、「北斎 36+10+1!」展を開催致します。
今回展示する《冨嶽三十六景》は、浮世絵師葛飾北斎(1760~1849)によって描かれた富士山を題材とする長大シリーズで、北斎の代表作です。出版当初は36図でしたが、人気のため10図が追加され全46図となりました。世界的名作でグレートウェーブとして知られる「神奈川沖浪裏」をはじめ、赤富士と呼ばれる「凱風快晴」など今なお人々を惹きつけてやまない北斎の富士36+10の全46景を一挙公開致します。また「36+10+1」の「+1」は、美術館でお楽しみください。