タイトル等
伊丹市制施行75周年記念
没後30年
鴨居 玲
踊り候え
会場
伊丹市立美術館
会期
2015-10-31~2015-12-23
休催日
月曜日 (ただし11月23日は開館、翌24日は休館)
開催時間
午前10時~午後6時
入館は午後5時半まで
観覧料
一般 800(700)円、大高生 450(350)円、中小生 150(100)円
*( )内は20名以上の団体割引 *兵庫県内の小中学生はココロンカード呈示にて無料
*4市1町在住(伊丹市・川西市・宝塚市・三田市・猪名川町)の高齢者割引有(平日60歳以上、土日祝65歳以上)
主催者
伊丹市立美術館[公益財団法人伊丹市文化振興財団・伊丹市]、NHKプラネット近畿
協賛・協力等
共催:伊丹市教育委員会 後援:NHK神戸放送局 企画協力:公益財団法人日動美術財団
概要
兵庫県ゆかりの洋画家、鴨居 玲(1928-1985)は金沢市に生まれ、金沢美術工芸専門学校(現・金沢美術工芸大学)で宮本三郎に師事し頭角をあらわします。その後、制作の苦悩を打開するために南米、パリ、ローマを旅することで作品を劇的に深化させ、安井賞をはじめ輝かしい受賞歴を得ますが、日本に安住することなく再びパリ・スペインで研鑽を積みました。特にスペイン、ラ・マンチャ地方で交流した村の人々の姿に自己を投影した作品群は、人間の内面を鋭く抉り出し、見る者を圧倒する迫力に満ちています。そして、渡欧前および帰国後は阪神間に画室を持ち、同地で没するまで、人間の本質的な部分である、孤独、不安、運命、愛に正面から対峙することで独自の崇高な芸術世界を築き上げました。その自己追及の苦悩から生み出された深く暗い色調の画面には、見る者を強く鼓舞してくれる、生きることへの光明が見出され、没後30年を迎える今なお、多くの人々を惹きつけ魅了する力に満ちています。
本回顧展では、10代の自画像から絶筆まで、57年の生涯で残した油彩の代表作をはじめ、素描、遺品など約100点を一堂に展示し、鴨居 玲という稀有な画家の全体像を浮き彫りにします。
イベント情報
■講演会
「長谷川夫妻が語る鴨居玲の素顔」
講師:長谷川徳七氏 (公益財団法人日動美術財団 笠間日動美術館館長)、長谷川智恵子氏 (同美術館副館長)
日時:10月31日(土) 14時~ (約1時間半)
場所:美術館1階講座室
*申込不要・要当日観覧券

「知られざる鴨居玲」
講師:二木伸一郎氏 (石川県立美術館普及課長)
日時:11月29日(日) 14時~ (約1時間半)
場所:美術館1階講座室
*申込不要・要当日観覧券
ホームページ
http://artmuseum-itami.jp/jp/category/exhibition/upcoming_exhibition/
会場住所
〒664-0895
兵庫県伊丹市宮ノ前2-5-20
交通案内
阪急伊丹駅より徒歩北東へ約9分/JR伊丹駅より徒歩北西へ約6分/阪急バス伊丹中央停留所より徒歩北へ約3分
ホームページ
https://itami-im.jp/
兵庫県伊丹市宮ノ前2-5-20
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