タイトル等
時空を超えてつむぐ
―多和英子vs放菴・達吉・鉄五郎
東日本大震災復興支援事業
会場
碧南市藤井達吉現代美術館
会期
2015-07-03~2015-08-23
休催日
月曜日 ただし7月20日(月・祝)開館、7月21日(火)休館
開催時間
午前10時~午後6時
入場は午後5時30分
観覧料
一般 600(480)円 高大生 400(320)円 小中学生 200(160)円
( )は20名以上の団体料金
未就学児童、市内在住・在学の小中学生・高校生、市内在住の65歳以上の方、各種障がい者手帳をお持ちの方と付き添い1名は無料。受付に証明証をご提示ください。
主催者
多和英子vs放菴・達吉・鉄五郎展実行委員会、碧南市藤井達吉現代美術館、碧南市、碧南市教育委員会
協賛・協力等
共催:朝日新聞社 助成:一般財団法人地域創造 協力:名古屋鉄道
概要
鉄という素材に取り組みながら、1980年代末から作品を作りつづけてきたアーティスト多和英子の創作の軌跡を代表作15点と新作によって紹介します。
もとより鉄は、固く、重く、強い素材ですが、多和英子は、逆にやわらかく、軽く、時にしなやかに感じられるように、ダイナミックに、そして繊細に造形します。
彼女の創作は、6ミリの鉄線を一本、一本溶接し、あたかも一本の糸から布を織りあげるように、平面をつくり、それを曲げ、重ねています。小さな鉄工所のようなアトリエで、ひたむきに溶接する時間は長くつづきます。そのアトリエの敷地には野菜作りの小さな菜園があります。制作する、つまり溶接することは、草花や野菜作りとつながっているようで、野菜を育てるように、自然の息吹を感じながら溶接して作品をつむぐのです。「山のように、水のように、風のように」表現したいと願いながら作品をつくりつづけています。こうしてつくりあげられた、冷たく、黒い鉄の塊は、ときに暖かな肌合いをただよわせています。多様で混迷をつづける現代において、生活や暮らしに根ざした創作は、確実に地についた歩みといえます。同時にめまぐるしく変化する現代美術のシーンにおいて、その造形は人間が生きることの切なる祈りにも通じ、皮相な流行とは一線を画した普遍的なものといえます。
今回の展覧会は、そうした多和英子の鉄による立体造形を日本の近代美術に名をのこした三人の芸術家を顕彰する三美術館の共同企画として開催します。
その芸術家とは、小杉放菴(1881-1964)、藤井達吉(1881-1964)、萬鉄五郎(1885-1927)です。小杉放菴は、洋画から日本画へと転じ、とくに水墨画において、東洋思想への傾倒を背景にしながら恬淡とした独自の画風で知られています。藤井達吉は、さまざまな素材と技法を自在に駆使して、絵画、図案、工芸にわたりひろく、豊かな作品をのこしました。さらに萬鉄五郎は、1910年代の前衛的で先駆的な表現から、油彩画、水墨画両面において東洋的な表現を求めて、自然の胎動を感じとった画風を築きました。個性のことなる三人ですが、いずれも大正、昭和を代表する芸術家たちといえます。
今回の展覧会は、各会場において多和英子の作品とともに、三美術館の所蔵作品とをあわせて鑑賞していただきます。自然とむきあう近代と現代の美術、およそ90年の時と場所を超えた創作の響きあいに出会う、これまでにない機会となりますので、是非ご覧ください。
イベント情報
【記念講演会】
演題:時をこえて、かたちをつむぐ
講師:田中 淳 氏 (東京文化財研究所副所長・本展企画コーディネイター)
日時:7月25日(土) 14:00―15:30
場所:1階多目的室
定員:60名
聴講料:無料

【ワークショップ】
彫刻家・多和英子氏と石膏レリーフで形のないものを形にしてみましょう。
講師:多和英子 氏 (彫刻家・本展出品作家)
日時:8月8日(土) 13:30―15:30
場所:地下1階創作室
対象:中学生以上
定員:15名
参加費:500円 (材料費を含みます)
汚れても良い服装でお越しください

●記念講演会・ワークショップの申し込み
6月19日(金) 10:00より受付を始め、定員になり次第締め切ります。電話にて ①氏名 ②住所 ③電話番号 ④参加人数 をお知らせください。
*お申し込みに当たってお知らせいただいた個人情報は受講管理の目的のみに使用します。

【ミュージアムコンサート】
美しく響く調べとともに夏の夜を過ごしましょう。
当日は展覧会場も21時までの夜間特別開館となります。
日時:8月1日(土) 19:00―20:00
会場:1階エントランスホール
企画:恩地元子氏
演奏:川嶋哲郎氏 (サックス、フルート) 竹澤悦子氏 (箏、地歌三味線)
曲目(予定):展示作品にインスパイアされた即興演奏、日本の歌のアレンジ、日本近代文学作品による箏ソロ作品、ジャズ・スタンダード
参加費:無料 (展覧会場観覧には別途観覧料が必要です)
定員:100名

【アーティストトーク】
近代日本美術史に名を残す3人とともにつむぎ出されるものは何か。本展出品作家の多和英子氏が自作を前に語ります。
日時:7月4日(土) 14:00より
会場:展示室内

【ギャラリートーク】
(担当学芸員による展示説明会)
7月11日・18日・8月1日・15日・22日の土曜日、14:00より30分程度

●アーティストトークとギャラリートークの参加方法
予約不要
観覧券をお持ちの上、2階ロビーにお集まりください。
ホームページ
http://www.city.hekinan.aichi.jp/tatsukichimuseum/temporary/tawaeiko.html
会場住所
〒447-0847
愛知県碧南市音羽町1-1
交通案内
名鉄碧南駅より美術館まで徒歩約6分

■名鉄線ご利用の場合 名鉄本線「知立駅」乗り換え、三河線「碧南駅」下車、南西方向へ徒歩約6分
■JR東海道線と名鉄線ご利用の場合 JR「刈谷駅」乗り換え、名鉄三河線「碧南駅」下車、南西方向へ徒歩約6分
■知多半島道路・阿久比インターから車で20分(衣浦大橋を渡って右折)
■駐車台数に限りがございますので、公共交通機関等をご利用ください。
ホームページ
http://www.city.hekinan.aichi.jp/tatsukichimuseum/
愛知県碧南市音羽町1-1
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