タイトル等
書の巨人 西川寧
生誕100年記念特別展
会場
東京国立博物館
会期
2002-07-30~2002-08-25
休催日
会期中無休
開催時間
9:30~17:00。金曜日は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)
観覧料
一般 1000(900/800)円
高校・大学生 700(600/500)円
小・中学生 無料
※( )内は前売り/20名以上の団体料金
主催者
東京国立博物館、読売新聞社
概要
昭和の書の発展に、書家・学者として大きく寄与した西川寧(やすし 1902-89)の生誕100年を記念した回顧展です。
西川寧は、明治から昭和にかけて活躍した著名な書家西川春洞の三男として東京に生まれ、幼少より父の薫陶を得て書に親しみ、泰東書道院・謙慎書道会の創設にも加わりました。その後、30代はじめには中国清代の書家・趙之謙に傾倒し、造形的表現を追及する独自の創作活動を続け、昭和30(1955)年に芸術院賞受賞、昭和44年に芸術院会員、昭和60年には文化勲章を受章。昭和の書壇を代表する書家として活躍しました。
一方、昭和13年より3年間外務省在外特別研究員として北京に留学し、中国文学・金石学を学びました。昭和22年より37年まで東京国立博物館調査員となり中国書跡の調査研究に取り組み、昭和35年には「西域出土 晋代墨跡の書道史的研究」で文学博士となりました。また『書の変相』『書というもの』『書道講座』などの著作もあり、書道史と書の理論の両面にわたる実証的な研究をなしました。さらに慶應義塾大学・東京教育大学(現筑波大学)で教鞭をとるほか、現代書壇の発展にも大きく貢献しています。
本展では、西川寧の代表作約80点を展示し、その足跡をたどります。ここでは古典学習の基本である臨書、趙之謙を基盤としながらも独自の展開をみせた楷書、流麗かつ重厚な行・草書、整斉で充実した筆力の隷書、そして文字学を基盤とした篆書に分けて陳列します。西川寧がめざし、表現した書の世界を、存分にご堪能ください。
ホームページ
http://www.tnm.jp/
展覧会問合せ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)
会場住所
〒110-8712
東京都台東区上野公園13-9
交通案内
■公共交通機関でお越しの方

JR上野駅公園口、または鶯谷駅南口下車 徒歩10分
東京メトロ 銀座線・日比谷線上野駅、千代田線根津駅下車 徒歩15分
京成電鉄 京成上野駅下車 徒歩15分
台東区循環バス「東西めぐりん」で上野駅・上野公園バス停から乗車し、1つ目のバス停が東京国立博物館前(2分)。

(!) 展示をご覧になる方は正門からご入館ください。


■お車でお越しの方

首都高速道路 上野線 上野出口 5分

(!) 東京国立博物館には駐車場はありません。

車椅子でのご来館の場合は当館総務課までご相談ください。一般の方は駅周辺の駐車場をご利用ください。
ホームページ
https://www.tnm.jp
会場問合せ先
03-5777-8600 (ハローダイヤル)
東京都台東区上野公園13-9
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