タイトル等
成田亨 美術/特撮/怪獣
「怪獣」を生み出し、「特撮」に情熱を注いだ「芸術家」、史上最大の回顧展!
会場
福岡市美術館
会期
2015-01-06~2015-02-11
休催日
毎週月曜日、1月13日(火) ※1月12日(月)は祝日のため開館
開催時間
9時30分~17時30分
入館は17時まで
観覧料
一般 1200円(1000円) / 大学・高校生 800円(500円)
※( )内は前売り、20人以上の団体および、満65歳以上の方の割引料金
※満65歳以上の方はチケット購入時に年齢が分かる物《健康保険証、運転免許証等》を提示のこと ※右記該当者は観覧無料=小中学生 / 身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳の提示者とその介護者1名 / 特定疾患医療受給者証、先天性血液凝固因子障害等医療受給者証、小児慢性特定疾患医療受診券の提示者
※前売券は11月1日~1月5日まで販売。チケットぴあ(Pコード 766-489) / ローソンチケット(Lコード 81347) / セブンチケット(セブンコード 034-483)
主催者
福岡市美術館、西日本新聞社、TVQ九州放送
協賛・協力等
後援=福岡市教育委員会、(公財)福岡市文化芸術振興財団、ジェイコム九州 企画協力=スパンアートギャラリー
概要
未発表作品、幻の企画案含む700点を一挙公開!

成田亨(1929~2002 青森県出身)は武蔵野美術大学で絵画、彫刻を学んだ気鋭の彫刻家でした。同校在学中にアルバイトで映画「ゴジラ」(1954年)の制作現場を手伝ったことをきっかけに、特撮映画の世界にも身を置くようになり、1965年から68年にかけて制作・放映された特撮テレビ番組「ウルトラQ」「ウルトラマン」「ウルトラセブン」では、ヒーロー、宇宙人、怪獣、メカニックやセット等のデザインを一手に引き受け、「ガラモン」、「ウルトラマン」、「バルタン星人」などのキャラクターを生み出しました。それらは世代を超えて今なお親しまれていますが、それは、彼が芸術家として吸収した同時代美術や西洋モダンアートにより培った造形センスをそれらのデザインに注ぎ込んだからに他なりません。またこうした特撮関連の仕事に注力する一方で、成田の絵画や彫刻への情熱はむしろ高まります。彼は古今東西のモンスターへの関心と知識を深め、巨大彫刻「鬼モニュメント」(京都府福知山市、1990年)など数多くの作品を制作しています。
成田の仕事といえば「ウルトラ」の仕事に注目が行きがちでしたが、本展では、成田亨という1人の芸術家が歩んだ軌跡を多彩な内容でお届けします。青森県立美術館所蔵のウルトラ関係デザイン原画187点をはじめとする特撮関連の作品、未公開の怪獣デザイン原画、初期、および1970年代以降の絵画・彫刻など総点数700点により、非凡なる才能を秘めていた奇跡の芸術家の知られざる全貌に迫ります。
作品が多いので観覧には時間的余裕を持ってお越しください!
イベント情報
[記念講演会] ※①②③とも会場は講堂

①成田流里氏 (成田亨夫人)・成田カイリ氏 (俳優)
1月6日(火) 14:00~ (定員240人)
長年に渡り亨氏と苦楽をともにした奥様の流里氏と、ご子息であるカイリ氏をお迎えし、成田亨の人と芸術について、家族ならではのエピソードを交えながらお話しいただきます。

②椹木野衣氏 (美術批評家、多摩美術大学教授)
1月17日(土) 14:00~ (定員240人)
現代美術についての批評論文を多数発表している椹木氏は、1990年代よりいち早く成田亨の美術家としての才能に注目してきました。美術批評家の視点から、成田芸術の特質を明らかにします。

③村上隆氏 (アーティスト) ※事前申し込みが必要です。
1月31日(土) 14:00~ (定員240人)
「芸術家の誕生までの不思議―成田亨の場合」
世界を舞台に活躍中のアーティスト・村上隆氏は、最も影響を受けた芸術家のひとりとして成田亨を挙げ、かねてから成田作品の高い芸術性に注目してきました。今回はアーティストとしての視点から成田芸術の真髄について語ります。

[ワークショップ、ギャラリートーク]

④「星人の日」特撮ワークショップ
1月12日(月・祝) 時間未定
会場=教養講座室(予定) ※事前申し込みが必要です。
「成人の日」は「星人の日」!? せっかくだから、特撮ワークショップを開催します。詳細は決まり次第、HPなどでお知らせします!

⑤ややマニアックな? ギャラリートーク
(1) 1月10日(土) (2) 2月7日(土) 14:00~
講師=山口洋三 (福岡市美術館学芸員)
会場=特別展示室A (本展会場)
本展を企画担当した学芸員が、展覧会場でややマニアックな? ギャラリートークをします。聴講には本展観覧券が必要です。

[お申込方法]
①、②、⑤=事前申込不要。直接会場へ。
③、④=事前申込が必要。応募者多数の場合は抽選となります。お申し込みはEメールで。narita-pp@fukuoka-art-museum.jp 宛てにお送りください。
件名を「③村上隆講演会」または「④星人の日ワークショップ」として、本文に参加者の氏名、住所、電話番号、Eメールアドレスを明記して送信。1通につき1名まで。締め切りは、③=1月16日(金)、④=12月26日(金)


アクロス文化学び塾
「ウルトラ怪獣はアートか? ~芸術家・成田亨の生涯」
1月24日(土) 14:00~15:30 (13:30開場)
講師=山口洋三 (福岡市美術館学芸員)
会場=アクロス福岡2階セミナー室2 (定員70名) (福岡市中央区天神1-1-1)
受講料=500円 (当日徴収)
[お申込方法]文化観光情報ひろばカウンターまたはお電話(092-725-9100 / 10~18時)でお申し込みください。
ホームページ
http://www.fukuoka-art-museum.jp/narita/
会場住所
〒810-0051
福岡県福岡市中央区大濠公園1-6
交通案内
(地下鉄)

◎空港線 福岡空港駅から15分、博多駅から10分、天神駅から5分で 大濠公園駅下車、3・6番出口より 徒歩10分。

◎七隈線 天神南駅から8分で 六本松駅下車、2番出口より 徒歩10分。

(西鉄バス)

◎JR博多駅から
・博多バスターミナルより [系統番号13]で 福岡市美術館東口下車、徒歩3分、[系統番号12・113・114・200~204・208]で 赤坂三丁目下車、徒歩5分。

◎天神から
・福ビル前もしくは協和ビル前より [系統番号13・140]で 福岡市美術館東口下車、徒歩3分、[系統番号12]で 赤坂3丁目下車、徒歩5分。

・天神コア前より [系統番号7・200・201・203・204・205・206・208]で 赤坂三丁目下車、徒歩5分。

・警固神社・三越前より [系統番号6・7・113・114・200~206・208]で 赤坂三丁目下車、徒歩5分。 [系統番号6-1]で 福岡城・NHK放送センター入口下車、徒歩3分。

(都市高速)

[西公園ランプ] (唐津方面行きのみ降車可能)で降車、南方向へ車で5分。

[百道ランプ] (東西両方向降車可能)で降車、南東方向へ車で10分。
ホームページ
http://www.fukuoka-art-museum.jp/
福岡県福岡市中央区大濠公園1-6
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