タイトル等
小企画展
没後50年
原 勝四郎
1886―1964
会場
田辺市立美術館
会期
2014-12-06~2015-01-25
休催日
毎週月曜日(但し1月12日は開館)・12月24日(水)
12月28日(日)~1月5日(月)・1月13日(火)
開催時間
午前10時~午後5時
入館は午後4時30分まで
観覧料
250円(200円)
( )内は20名様以上の団体割引料金
※学生及び18歳未満の方は無料です。
主催者
田辺市立美術館
概要
そこに内在する生命をも表出させるかのような、勢いのある筆触で対象を把握し、鮮やかな色彩の効果で空間を構成する原勝四郎の作品は、今なお多くの人を魅了し続けています。
原が当地で亡くなってから50年を迎えることを機会に、当館が収集をすすめてきた作品を軸にして、その芸術を振り返りたいと思います。
原は1886(明治19)年に田辺市に生まれ、田辺中学校(現・田辺高等学校)を卒業した後、上京して洋画を学びました。しかし、輸入されてくるものを通じてではなく、本場で西洋の芸術を学びたいという強い思いから、無理をして第一次世界大戦下のパリに渡り、その後フランス各地、アルジェリアを苦難のなか放浪して帰国しました。その後は郷里で制作を重ね、1927(昭和2)年頃から自身の表現をつかみとって、その芸術を開花させました。
中央での作品の発表は、戦前は二科展、戦後は二紀展への出品にほぼ限られていたために、生前その作品が広範に知られ、充分な評価がされるにはなかなかいたりませんでしたが、没後残された作品が集中して紹介される機会を重ねると、その都度、原の表現は、西洋絵画の単なる模倣でない近代日本の洋画家独自のものとして、評価を高めてきました。
この小企画展によっても、原勝四郎の作品の魅力を改めて広くお伝えすることができればと思います。
イベント情報
[展示解説会]
12月20日(土)・1月10日(土)
いずれも午後2時より当館学芸員が行います。
ホームページ
http://www.city.tanabe.lg.jp/bijutsukan/exhibitions/141206_hara.html
会場住所
〒646-0015
和歌山県田辺市たきない町24-43
交通案内
「JR紀伊田辺駅」・「JR白浜駅」・「南紀白浜空港」から明光バスで、
「南和歌山医療センター前」または「新庄紀南病院前」下車、徒歩5分。
ホームページ
https://www.city.tanabe.lg.jp/bijutsukan/
和歌山県田辺市たきない町24-43
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