美濃加茂市で少年・青年時代を過ごし世界で活躍する岸義人さん(ハーバード大学名誉教授)は、「自然界の生き物にしか作ることのできなかった『もの』を化学合成という方法により人工的に作り出すことの研究」を長く続け、すばらしい業績を残しています。
今回の企画展では、岸さんが研究し続けているテーマ「生き物にしか作ることのできなかった『もの』」の一つである「発光」するもの、すなわち「ヒカル」ものを取り上げます。
私たちの身の回りや自然界には様々な「ヒカル」ものがあります。自ら「ヒカル」もの、太陽の光や特別な光をあてると「ヒカル」生き物や身近な道具・もの、光に含まれる様々な色が「ヒカル」ものを、それらをじっくり見ること・考えること、工夫して「ヒカラセル」など、目と頭と心、手と足を動かして体験する展示を中心に構成します。また、光が見せるその時々で違う表情や輝きを、子どもたちの手により、描いて展示する試みも予定しています。