タイトル等
涼のうつわ
―伊万里焼の水模様―
会場
戸栗美術館
会期
2014-07-12~2014-09-21
休催日
月曜日
※月・祝の場合は開館、翌日休館のため、7月21日・9月15日(月・祝)は開館、翌7月22日・9月16日(火)は休館。
開催時間
10:00~17:00
入館受付は16:30まで
観覧料
一般 1,000円 / 高大生 700円 / 小中生 400円
(団体20名様以上で200円割引)
※8月1日(金)~8月31日(日)の間、小中生は入館無料となります。
※9月15日(月・祝/敬老の日)は、65歳以上の方は入館無料となります。
受付にて、年齢のわかるものをご提示ください
概要
今展は、江戸時代につくられた伊万里焼の中から“水”をテーマに取り上げ、暑い夏に一時の“涼”を感じさせるうつわの数々をご紹介致します。
日本初の磁器として17世紀初頭に肥前地方で製造が始まった伊万里焼。初期につくられた皿や水指などの製品には、当時日本国内で人気の高かった中国製の染付磁器などから模倣した山水文が多く描かれました。沢山の水を湛えた情景は、落ち着いた色調の染付や青味がかった磁肌と相まって、涼やかな趣を呈しています。以降、伊万里焼では、固有の形態をもたない水を、瀧文や波濤文、雨文や雪文として巧みに意匠化し描き出してきました。染付の濃淡や型紙刷りなどの技法を駆使してあらわされた水の意匠は、清々しい水辺の空気や、触れた時の冷たさといった“涼”の記憶を呼び起こしてくれます。
また、伊万里焼では水をいれるためのうつわもつくられました。染付の青1色で絵付けされた水注や盃などは、江戸時代の人々の乾いたのどを潤す際にも用いられた事でしょう。このように様々な視点から、伊万里焼にあらわされた“水”模様をご覧いただく、夏にふさわしい企画展です。
イベント情報
[展示解説]
展示期間中、第2週・第4週の水曜日と土曜日に、当館学芸員による展示解説を行ないます。予約は不要です。入館券をお求めの上、ご自由にご参加ください。
■第2・第4水曜 午後2時~
(7月23日、8月13・27日、9月10日)
■第2・第4土曜 午前11時~
(7月12・26日、8月9・23日、9月13日)

[外国語展示解説]
展示期間中、当館学芸員による外国語の展示解説を行ないます。参加ご希望の方は、事前に電話または当館ホームページよりお申込み下さい。
■中国語 8月30日(土) 午後2時~
■英語 9月6日(土) 午後2時~
外国語展示解説申込みフォーム
http://www.toguri-museum.or.jp/english/museum_tours/

夏休み特別企画 やきもの展示解説【入門編】
下記期間中、当館学芸員によるやきものに関する展示解説【入門編】を行ないます。予約は不要です。入館券をお求めの上、ご自由にご参加ください。
■8月12日(火)~8月17日(日) 毎日午前11時~ (所要時間約60分)
ホームページ
http://www.toguri-museum.or.jp/tenrankai/
会場住所
〒150-0046
東京都渋谷区松涛1-11-3
交通案内
●「渋谷駅」ハチ公口より徒歩15分
●京王井の頭線「神泉駅」北口より徒歩10分
ホームページ
http://www.toguri-museum.or.jp/
東京都渋谷区松涛1-11-3
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