タイトル等
特別展 武家のみやこ
鎌倉の仏像
迫真とエキゾチシズム
会場
奈良国立博物館
会期
2014-04-05~2014-06-01
休催日
毎週月曜日(ただし4月28日、5月5日は開館。5月7日(水)は休館)
開催時間
午前9時30分~午後5時
(ただし4月25日以降の金曜日は午後7時まで) ※入館は閉館の30分前まで
観覧料
一般 (当日(個人)) 1,300円 (前売・団体) 1,100円
高大生 (当日(個人)) 800円 (前売・団体) 600円
小中生 (当日(個人)) 500円 (前売・団体) 300円
※観覧券は、奈良国立博物館観覧券売場、近鉄の主要駅、近畿日本ツーリスト、JR東海ツアーズ、日本旅行、チケットぴあ(Pコード766-073)、ローソンチケット(Lコード52499)、セブンチケット(セブンコード028-137)、CNプレイガイド、イープラス(http://eplus.jp)などで販売します。
※前売りの販売は3月5日(水)~4月4日(金)までです。 ※団体は20名以上です。
※障害者手帳をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料。 ※この観覧料金で名品展(なら仏像館・青銅器館)もご覧になれます。
主催者
奈良国立博物館・鎌倉国宝館・読売新聞社
協賛・協力等
後援=文化庁、NHK奈良放送局、奈良テレビ放送
協賛=あいおいニッセイ同和損保、岩谷産業、大伸社、大和ハウス工業、非破壊検査
協力=日本香堂、仏教美術協会
概要
奈良から生まれ、鎌倉に結実した仏像、その多様な姿をご堪能ください。

治承4年(1180)、平家の軍勢によって奈良の地は焼き討ちされました。このとき、東大寺の再建に心血を注いだのは大勧進俊乗房重源 (しゅんじょうぼうちょうげん) であり、檀越 (だんおつ) として復興事業に多大な貢献をなしたのが、新たな覇者として登場し、鎌倉に幕府を開いた源頼朝でした。
奈良の寺々において仏像の再興造立に活躍したのは、重源が重用した康慶・運慶・快慶ら慶派の仏師たちですが、彼らの仕事の場は奈良にとどまらず、鎌倉や東国にも広がったのです。それは頼朝やその配下の御家人たちが、自らが建立した寺院の造仏に、競って彼ら慶派仏師を起用したことによるものです。
重源は、中国・宋の仏教美術を移入することに積極的でした。このため慶派の作品にも宋の影響が認められます。しかし新たに政権を握った武家の都として重きをなした鎌倉には、蒙古軍の侵攻を逃れて日本に亡命した中国僧たちによって、より直接的に宋風文化が伝えられたため、仏教造像の場においても中国風の作品が相ついで生み出されたのです。
昭和3年(1928)に開館した鎌倉国宝館には、この地域の貴重な作品の数々が寄託・所蔵され、鎌倉や東国の仏教美術、わけても仏像の全貌を把握することのできる優れた作品が常時展観されています。
本展は、鎌倉国宝館に寄託・所蔵される仏教彫刻と仏画の優品に加え、近隣の寺院からも尊像の出陳を賜り、それらを一堂に会することによって、奈良から生まれ、鎌倉で結実した仏像の諸相の展観を目指すものです。関東の外においてまとまって展示される初の試みであり、とりわけ鎌倉時代彫刻発祥の地ともいうべき奈良で公開されることの意義は大きいと考えます。この機会にぜひご観覧ください。
イベント情報
【公開講座】
4月19日(土)「中世律宗の鎌倉進出と善派仏師」
山口 隆介 (奈良国立博物館学芸部研究員)
5月10日(土)「鎌倉の仏像に見るエキゾチシズム」
清水 眞澄氏 (三井記念美術館長)
5月31日(土)「鎌倉地方で花開いた肖像彫刻」
内藤 浩之 (鎌倉国宝館副館長補佐)
※いずれも午後1時30分~3時(午後1時に開場し、入場券を配布します)。当館講堂にて。定員各194名(先着順)。
※聴講無料(入場の際には、展覧会の観覧券もしくはその半券、国立博物館パスポート等をご提示ください)。

【平日の来場者の方へのプレゼント】
鎌倉国宝館所蔵の十二神将立像をデザインした12種類のオリジナルメッセージカードを平日※の来場者、各日先着1,000名様にプレゼントします。配布する絵柄は日替わりとなります。詳細は奈良国立博物館ホームページでご確認ください。
※配布日:火曜~金曜と4月28日(月)(4月29日(火・祝)、5月6日(火・休)は除く。また、5月7日(水)は休館日のため実施しません。)
ホームページ
http://www.narahaku.go.jp/exhibition/2014toku/kamakura/kamakura_index.html
会場住所
〒630-8213
奈良県奈良市登大路町50
交通案内
◆電車・バスを利用する

近鉄奈良駅下車 登大路町を東へ徒歩約15分
JR奈良駅または近鉄奈良駅から市内循環バス外回り(2番)「氷室神社・国立博物館」バス停下車すぐ

関西国際空港からリムジンバス JR奈良駅行き「近鉄奈良駅」バス停下車 徒歩約15分
大阪国際空港からリムジンバス 奈良/天理行き「近鉄奈良駅」バス停下車 徒歩約15分


◆自動車を利用する

駐車場について
専用の駐車場はありません。周辺の駐車場をご利用下さい。
正倉院展期間中は大変混雑いたします。
登大路自動車駐車場 午前6時~午後10時
大仏前自動車駐車場 午前9時~午後5時 (団体バス予約優先)
高畑自動車駐車場 午前9時~午後5時

なお、歩行困難な方は当館係員にご相談ください。

名古屋方面から
西名阪自動車道・天理I.C.から国道169号線を北へ約15分。

大阪方面から
第二名阪道路・宝来I.C.から国道369号線を東へ県庁を越えて約1分。
西名阪自動車道・天理I.C.から国道169号線を北へ約15分。

京都方面から
京奈和自動車道・木津I.C.から国道24号線を南へ、国道369号線を東へ約1分。
ホームページ
https://www.narahaku.go.jp/
奈良県奈良市登大路町50
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索