タイトル等
小企画展
「和田栄作展 ~絵と資料でたどる~」
会場
鹿児島市立美術館
会期
2014-02-11~2014-03-30
休催日
月曜日(祝日のときは翌日)
開催時間
9:30~18:00
入館は17:30まで
観覧料
一般300円、高大生200円、小中生150円
所蔵品展と共通。年間パスポートでもご覧いただけます。
主催者
鹿児島市立美術館
概要
和田英作 (明治7年/1874~昭和34年/1959)は、肝属郡垂水村 (きもつきぐんたるみずむら)(現・垂水市) に生まれた鹿児島ゆかりの洋画家です。作家としては初の東京美術学校校長に就任し、晩年には文化功労者に選ばれるなど、明治・大正・昭和にかけて洋画壇の中心的存在として活躍しました。
画業の初期に外光派の画家・黒田清輝の画塾・天真道場で明るい色彩とアカデミックな構図を学び、以来生涯にわたって清澄な色彩と堅実な写実表現を貫いた和田は、穏健な画風ゆえに保守的な画家と見なされることもあります。一方で、優れた色彩感覚による独特の叙情美と写実特有の明瞭さを伴ったその作品は、観る者の心に温かな感動を呼び起こします。また、和田の仕事は多岐にわたり、明治から大正にかけて書籍の装幀のために描いた装飾的な図案や、壁画、舞台装飾など、油彩画以外の制作活動も行っています。
本展では、滞欧時代の初期作品や画題として好んで描いた富士の作品を展示し、和田の油彩画の魅力をご覧いただくほか、これらの作品の創造の源となった素描や写生帖、和田が携わった『明星』や『スバル』などの文芸雑誌の表紙、そして三菱財閥二代目総帥・岩崎彌之助 (やのすけ) の高輪邸舞踏室壁画の下絵(案)や、山本有三の戯曲「指鬘縁起 (しまんえんぎ)」のための舞台背景の下絵といった関連資料を展示し、和田の画業の知られざる一面もご紹介します。
ホームページ
http://kagoshima.digital-museum.jp/artmuseum/2013/kikaku27.html
会場住所
〒892-0853
鹿児島県鹿児島市城山町4-36
交通案内
公共交通機関で来館の場合
■ カゴシマシティビューバス「西郷銅像前」下車、徒歩1分。
■ 市電「朝日通」、バス「金生町」下車、徒歩5分。
■ 鹿児島本線 鹿児島中央駅より、車で10分。
ホームページ
https://www.city.kagoshima.lg.jp/artmuseum/
鹿児島県鹿児島市城山町4-36
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