タイトル等
二年後。自然と芸術,そしてレクイエム
会場
茨城県近代美術館
会期
2013-02-05~2013-03-20
休催日
2月12日, 18日,水戸の梅まつり期間は無休
開催時間
午前9時30分~午後5時
入場は午後4時30分まで
観覧料
一般950(830)円/高大生700(580)円/小中生350(230)円
※( )内は20名以上の団体料金
※毎週土曜日は高校生以下入場無料(学校の春休み期間を除く。)
※70歳以上の方および障害者手帳等をご持参の方は無料
※茨城県立の4美術館(近代美術館,つくば美術館,天心記念五浦美術館,陶芸美術館)主催のすべての展覧会で何回でもご利用いただける共通年間パスポート(一般3,000円/高大生2,000円/小中生1,000円,購入日より1年間有効)を各美術館にて販売中
主催者
茨城県近代美術館
協賛・協力等
助 成:全国美術館会議
協 賛:常陽銀行
後 援:朝日新聞水戸総局,茨城新聞社,NHK水戸放送局
協 力:茨城県ユニセフ協会
概要
測り知れない力、自然そのものと遭遇したあの日からまもなく二年になります。ここ茨城県も地震と津波に襲われ、美術館も被災により一時期閉館を余儀なくされました。あの日私たちは、遠いところにあり、観念でしかなかった「自然」を肌で感じたのです。あの時、私たちは「自然」との「間(あいだ)」をすべて失い、自然とのあいだに想定していた遠近法の世界が崩壊する恐怖のなかで、誰もが孤立していました。
しかしながら、いま、たまたま難を逃れ生還した私たちは、遠近法の崩壊した自然とのあいだに、新たに世界を回復する力となる、とても近い存在を感じてはいないでしょうか。すなわち、私たちはこの東日本大震災で犠牲となられた多くの死者と共に生きようとしているのではないでしょうか。死者と生者は彼岸と此岸に分かれてあるものと考えるのが「自然」なことかもしれませんが、この隔ては私たちが死を怖れるあまりに作り出した一つの「間」なのかもしれません。「大地」が一瞬にして海底と化す地表と接して生き、「震災後」というよりもいつまた災厄が襲うかもしれぬ「災間」に在る私たちは、死者たちと共に在ることで、生かされているのではないでしょうか。
彼岸と此岸がひとつにかさなる世界、それは不自然なものかもしれません。しかし、その「不自然」こそが、死者を思う人間が自然とのあいだに生み出してきた、自然ならざる「自然」としての芸術のはじまりではなかったでしょうか。芸術が震災後の社会に力になれるなどとは申しません。むしろ、死者の存在こそが、芸術が失いかけたそもそもの意味を新たにするものと考えて、ここにささやかなレクイエム展を開催します。
イベント情報
(1)開会式・テープカット〔関係者と一般県民(応募当選者)参加〕
日時:2月5日(火)午前9時15分から
※往復はがきによる申込み制(はがき1枚につき1名様)
抽選で50名様ご招待(展覧会招待券プレゼント)
当選者の中から更に2名様テープカット参加(図録進呈)
(2)シンポジウム「二年後。今,私たちはどこにいるのか」
パネリスト:河口龍夫(出品作家),北澤憲昭(女子美術大学教授),小泉晋弥(茨城大学大学院教授),市川政憲(当館館長)
日時:3月10日(日) 午後1時30分~
会場:地階講堂(定員250名,入場無料)
※シンポジウム終了後,河口龍夫氏によるアーティストトーク開催
(3)出品作家によるアーティストトーク(スペシャルトークイベント)
期日および作家名:2月10日(日)野沢 二郎
2月17日(日)楢橋 朝子
3月 3日(日)井上 直
3月17日(日)間島 秀徳
【各日共通】時間:午後1時30分~ 1時間程度
会場:企画展示室 ※参加自由,企画展観覧券が必要
(4)「生々流転」ものがたり〔「生々流転」(複製画)鑑賞ワークショップ〕
内容:横山大観「生々流転」がなぜ本展覧会に展示されたのか。複製の巻物を用いながら解説。
日時:会期中の毎週水曜日 午前11時~12時
会場:1階エントランスホール(参加自由)
(5)美術館員が語る「あの日」
内容:2年前の3.11当日に,美術館で地震に遭遇した職員の体験談や報告および3.11以降の美術館における地震対策について紹介します。
日時:3月11日(月)午後1時30分~
会場:1階エントランスホール(参加自由)
(6)ミュージアムコンサート「レクイエム~明日へ」(全国美術館会議支援事業)
日時:3月16日(土) 午後6時開場,6時30分開演
会場:1階エントランスホール(定員350名,入場無料)
※往復はがきによる事前申込制(応募多数の時抽選)
《プログラム概要》
第一部 フォーレ作曲「レクイエム 作品48」
指揮:原田昌江, ソプラノ:塙亜寿美,バリトン:マイケル・D・マクレイン,ピアノ伴奏:江幡和子,合唱:フォーレ・レクイエムを歌う会
第二部 県内合唱団による「復興,そして明日へ」
指揮:原田昌江,ピアノ伴奏:田中直子
合唱:NHK水戸児童合唱団,Coro La DIVA ,アンサンブルさくら
(7)ウィークエンドシアター イン ミュージアム
「震災復興特別上映会(全国美術館会議支援事業)」
①2月9日(土)『男はつらいよ 寅次郎紅の花』第48話/1995年/110分
製作:松竹/主演:渥美清(遺作)/監督:山田洋次
②2月16日(土)『なみのおと』2011年/142分
製作:東京藝術大学大学院映像研究科/監督:濱口竜介,酒井耕
③2月23日(土)『がんばっペ フラガール!~フクシマに生きる。彼女たちのいま~』2011年/120分
製作:アスミック・エース・エンターテインメント
【各日共通】時間:午後1時開場,午後1時30分 上映開始
会場:地階講堂(定員250名,入場無料,参加自由)
会場住所
〒310-0851
茨城県水戸市千波町東久保666-1
交通案内
【電車・高速バスをご利用の場合】
■水戸駅まで
◎ 電車 /
上野駅から JR常磐線、特急列車で約1時間、JR水戸駅下車。
◎ 高速バス /
JR東京駅 八重洲南口バスターミナルから、JR水戸駅まで約2時間。

■水戸駅から
◎ 徒歩 /
水戸駅南口から 約20分。
◎ バス /
水戸駅北口⑧番のりばから乗車約5分、「文化センター入口」にて下車。
◎ タクシー /
水戸駅南口から 約5分。

【車をご利用の場合】
常磐自動車道
水戸インターから、国道50号バイパス経由、約20分。
北関東自動車道
茨城町東インターから 約15分。
ホームページ
http://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/
茨城県水戸市千波町東久保666-1
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