タイトル等
すべての僕が沸騰する
村山知義の宇宙
会場
京都国立近代美術館
会期
2012-04-07~2012-05-13
休催日
月曜日(ただし、4月30日(月・振替休日)は開館)
開催時間
午前9時30分~午後5時
金曜日は午後8時まで開館、入館は閉館の30分前まで
観覧料
一般850(700/600)円/大学生450(350/250)円
※( )内は前売り/20名以上の団体料金の順
※高校生および18歳未満、心身に障がいのある方と付添者1名は無料(入館の際に証明できるものをご提示ください。)
※本料金でコレクション展もご覧いただけます。 ※お得な前売券は、2月13日から4月6日までの期間限定発売。
※前売券の主な発売場所:チケットぴあ(Pコード765-038)、ローソンチケット(Lコード51507)ほか主要プレイガイド、コンビニエンスストアなど
主催者
京都国立近代美術館/読売新聞社/美術館連絡協議会
協賛・協力等
協 賛 ライオン/清水建設/大日本印刷/損保ジャパン
概要
20世紀の初めに生を享け、ベルリンでダダや構成主義などの新興芸術を吸収して1923年に帰国、まもなく「マヴォ(Mavo)」や「三科」といったグループの活動を通じて大正末期から昭和初期にかけて日本の近代美術に決定的な影響を与えた村山知義(1901-1977)。物体を貼り込んだ造形作品や、トランスジェンダーなダンスパフォーマンスなど、ジャンルを横断した目覚ましい活動は、同時代に多くの共感者を生み出しました。
本展は、1920年代に展開された美術の仕事を中心に、その時代背景を伝える国内外の作品・資料を参照しながら村山知義の宇宙的な多様性を紹介する、初めての大規模な個展です。
油彩、コラージュ、版画等の希少な現存作品や雑誌『マヴォ』を一堂に集めるほか、自ら設計し新興芸術運動の拠点となった自邸兼アトリエ「三角の家」をはじめとする建築と室内装飾、『朝から夜中まで』(1924/1926再演:築地小劇場)に代表される舞台美術、ポスターや装幀、商業美術のデザインなど、その多彩な仕事の全貌を記録資料とともに紹介。村山知義がドイツ滞在時に大きな影響を受けたカンディンスキーやクレー、活動を共にした和達知男や永野芳光の作品も展示します。
さらに、『子供之友』などの児童雑誌を中心に発表された、子どものためのイラストレーションの仕事と、その原画を多数紹介。詩人・児童文学者の妻、籌子(かずこ)(1903-1946)の文章をはじめとする数多くの児童文学に添えられた洒脱なイラストは、10代から晩年まで挿絵作家「Tom(トム)」として活躍し、いまなお瑞々しい魅力を放ち続ける村山知義のもうひとつの面をみせてくれます。
村山知義が夢みた全方位的な創造力の開放、沸騰の軌跡を検証する本展を、ぜひご覧ください。
イベント情報
●[関連企画]
記念講演会
・講師:水沢勉氏(神奈川県立近代美術館館長)
・演題:「『すべての僕が沸騰する』という現象」
・日時:4月29日[日]午後2時~3時30分
・会場:京都国立近代美術館講堂 ・定員:100名

・講師:尾崎眞人氏(京都市美術館学芸課長)
・演題:「アヴンギャルドは、幸せかい。―村山知義の場合」
・日時:5月3日[木・祝]午後2時~3時30分
・会場:京都国立近代美術館 講堂 ・定員:100名
*いずれも聴講無料、当日午前11時から整理券を配布します。

こどもたちのためのプログラム「Tom(トム)と絵本のせかい」
さし絵作家・TOM(村山知義)の手がけたカラフルで楽しい絵本の数々に触れ、
さし絵をじっくり鑑賞して物語づくりに挑戦します。
・日時:5月5日[土]、5月12日[土]各日午前9時30分~12時
*両日とも同じ内容ですので、どちらか1日を選んでください。
・対象:小学生
・定員:10名(要申込) *詳細は美術館ホームページをご覧ください。
・ナビゲーター:朴 鈴子(当館研究補佐員)/川井遊木(当館研究補佐員)

やなぎみわ演劇プロジェクト第三部「1924 人間機械」
昨年7月、現代美術家・やなぎみわ氏の演劇プロジェクト三部作『1924』のVol.1"Tokyo-Berlin"が当館で上演されました。Vol.2「1924 海戦」は昨年11月、KAAT神奈川芸術劇場で上演、このたびその第三弾として「1924 人間機械」が下記のとおり上演されます。
・4月13日[金]、4月14日[土]、4月15日[日]
*いずれも京都国立近代美術館1階ロビーで開催。要事前申込。
公演スケジュール、料金、申込方法等については、ホームページをご覧ください。

NFC所蔵作品選集MoMAK Films@home
『朝から夜中まで』(1921年・カール・ハインツ・マルティン監督・ゲオルク・カイザー原作)ほか村山知義に関連した映画作品を特集上映します。プログラムの詳細については
ホームページ(http://www.momak.go.jp/films/)をご覧ください。
・日時:4月21日[土], 4月22日[日]各日午後2時から
・会場:京都国立近代美術館 講堂
・料金:1プログラム500円
・主催:京都国立近代美術館、東京国立近代美術館フィルムセンター
ホームページ
http://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2012/390.html
会場住所
〒606-8344
京都府京都市左京区岡崎円勝寺町
交通案内
□JR~バスをご利用の方
■JR・近鉄京都駅前(A1のりば)から
市バス5番 岩倉行
「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ

■JR・近鉄京都駅前(D1のりば)から
市バス100番(急行) 銀閣寺行
「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ

□阪急電鉄・京阪電鉄~バスをご利用の方
■阪急烏丸駅・河原町駅、京阪三条駅から
市バス5番 岩倉行
「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ

■阪急烏丸駅・河原町駅、京阪祇園四条駅から
市バス46番 平安神宮行
「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ

□市バス他系統ご利用の方
「岡崎公園 ロームシアター京都・みやこめっせ前」下車徒歩5分
「東山二条・岡崎公園口」下車 徒歩約10分

□地下鉄ご利用の方
地下鉄東西線「東山」駅下車 徒歩約10分


□お車でお越しになる方
当館には、一般のお客様にご利用いただける駐車場がございません。
近隣の有料駐車場施設のご利用をお願いいたします。

有料入館者は、駐車券を持参いただくと駐車場の割引(1台1名)が受けられます。ご来館の際、1F受付に駐車券をお持ちください。
※割引は合計より200円引きとなります。
ホームページ
https://www.momak.go.jp/
会場問合せ先
京都国立近代美術館:Tel.075-761-4111
テレホンサービス(展覧会のご案内):Tel.075-761-9900
京都府京都市左京区岡崎円勝寺町
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