タイトル等
きれいなミュシャ、怖いミュシャ
会場
堺市立文化館 アルフォンス・ミュシャ館
会期
2011-03-26~2011-07-10
休催日
月曜日、休日の翌日(翌日が土・日曜日の場合は開館)、4月19日、5月17・18日、6月14日
開催時間
9時30分~17時15分(入館は16時30分まで)
観覧料
一般500円 高校生・大学生300円 小学生・中学生100円
概要
19世紀末、アルフォンス・ミュシャ (1860-1939) は、アール・ヌーヴォーの寵児として一世を風靡しました。植物に着想を得た優美な曲線と、華やかな装飾に満ちた作品は、今も人々を引き付けて止みません。しかし、よく見ると少し怖いものもあります。

この時代の文学や絵画、彫刻等の諸芸術には、人間の精神や夢といった内面的なものや、人知を超えたものを表現しようとする傾向がありました。このような、目に見えないものを探求する性格は、新世紀への期待と、社会が変わることへの不安が反映されたものといえます。ミュシャもまた、精緻な装飾で彩られた「きれい」なモティーフと、神秘的、霊的な「怖い」モティーフを作品に象徴的に表現していました。美しくも狂気を感じさせる女性像や不気味な装飾は、こうした関心によるのかもしれません。

今回は、ポスターや素描、油彩、書籍等から約80点の作品を取り上げます。描かれた物語やモティーフの怖さ、また同時代の芸術傾向を踏まえながらも、きれい・怖いという2つの対照的な視点から、ただ美しいだけではないミュシャの魅力に迫ります。
ホームページ
http://www.sakai-bunshin.com/mucha.php
会場住所
〒599-0014
大阪府堺市堺区田出井町1-2-200
交通案内
JR阪和線「堺市」駅下車徒歩約3分
南海高野線、泉北高速鉄道をご利用の場合、三国ヶ丘駅でJR阪和線に乗り換え、堺市駅へ
大阪府堺市堺区田出井町1-2-200
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