三方が海に開かれ、豊かな自然が残っている山口県では、7500種以上の動物の生息が確認されています。これまで多くの方が調査・研究され、様々な知見が得られています。また、科学的分析技術の向上により、山口県に生息する動物たちの遺伝的な特性が明らかにされつつあります。
本展では、現在の山口県の動物相が、氷河期を経て、どのように形成されたのかを解説するとともに、生息環境に適応して生活する、山口県に生息する動物たちの生態や行動、山口県における動物研究等を紹介することによって、身近に生息する山口県の動物たちの素顔に触れる機会を提供します。