木城えほんの郷は、新緑の美しいこの季節。ゴールデンウィークを中心に、毎年恒例になっている“木城えほんの郷2010”を開催いたします。
そのメイン企画として「木城えほんの郷のたからものたち・アジアの絵本原画と民俗画の世界展」(2010年4月24日～6月27日)をお楽しみください。
アジアの照葉樹林帯の位置する木城えほんの郷は、多様な展開を進める現代絵本の世界で、特に、アジアの土の香りのする、すぐれた絵本に光のあたる作業を進めています。
今回の企画展では、世界の現代絵本の中に、アジアの土の香りのする独特の光を放つ絵本原画と、インドのミティラー地方の3千年もの長い時間にわたって村の女性たちによって描き続けられた世界的に著名なミティラー絵画。中国やヴェトナムの新春を寿ぎ、いやさかを願って民家を彩った年画。韓国の旅の放浪画家たちによって描かれた民画など、くらしの中に息づく民俗画と、韓国・チョンスクヒャンの『おどりトラ』、中国・于 大武(ウ タイブ)の『ナージャとりゅうおう』、徐 楽楽(ジョ ラクラク)の『ちょうちんまつり』、趙朝勳(ジャオ チャオシュン)・徐喚民(シュ ホァンミン)の『ゆうかんなアジク』、インド・ラマ チャンドランの『おひさまをほしがったハヌマン』『ヒマラヤのふえ』、スリランカ・シビルウエッタシンハの『にげだした ひげ』など、アジアを代表する画家たちによる絵本原画を同時に展示すします。
展覧会タイトル等から関連資料を連想検索