タイトル等
企画展「金唐革紙の魅力 ~過去から未来へ~」
会場
紙の博物館
会期
2010-03-20~2010-06-13
休催日
月曜日(3/22、5/3は開館)、3/23、4/30、5/6
開催時間
午前10時から午後5時(但し入館は午後4時半まで)
観覧料
大人300円、小中高生100円
主催者
公益財団法人紙の博物館
概要
紙の博物館は1950年(昭和25)に誕生し、おかげさまで今年60周年を迎えます。その節目にあたり、創立60周年記念企画展の第1弾として、本展示を開催いたします。
「金唐革紙(きんからかわし)」は、中世ヨーロッパで王侯貴族の城館の壁、天井などに使われた装飾革である金唐革を、明治初期に和紙で模造した、擬革紙の一種です。壁紙としてヨーロッパへ盛んに輸出される一方、鹿鳴館や岩崎邸など洋館の壁を彩りました。その後、金唐革紙の製法は一時途絶えていましたが、現在は、その魅力に惹かれた上田尚(たかし)氏が金(きん)唐紙(からかみ)研究所を創設し、当館所蔵の金唐革紙製作用版木ロールなどを用いて「金唐紙」として復原されています。上田氏は、各地の重要文化財建造物の金唐紙製作により、2005年(平成17)に国選定保存技術保持者に認定されました。
本企画展では、版木ロールや、明治時代に製作された金唐革紙の切見本など、当館収蔵資料をはじめ、金唐紙研究所の上田尚氏、池田和広氏の作品を展示いたします。また、特別出展として、今秋公開予定の秋田県大仙市の国指定名勝「池田氏庭園」内の洋館(図書館)に使用されていた建設当時の金唐革紙と、現在復原中のものを併せて展示いたします。
金唐革から金唐革紙、そして金唐紙へ…。時代は変わっても、華やかな魅力を保ち続ける金唐革紙の世界をお楽しみください。

ホームページ
http://www.papermuseum.jp
展覧会問合せ先
紙の博物館 03-3916-2320
会場住所
〒114-0002
東京都北区王子1-1-3(飛鳥山公園内)
交通案内
・JR京浜東北線 王子駅南口より 徒歩5分
・東京メトロ南北線 西ヶ原駅より 徒歩7分
・都電荒川線 飛鳥山駅より 徒歩3分
・都バス(王40甲・王55・草64系統)飛鳥山バス停より 徒歩4分
・北区コミュニティバス 飛鳥山公園バス停より 徒歩2分
東京都北区王子1-1-3(飛鳥山公園内)
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索