すでに20余年を経た平成の相撲界。多くの名力士が登場して、歴史にその名が刻まれました。平成の相撲界の軸となったのは、昭和末以来頂点に君臨して数多くの大記録を打ち立てた千代の富士、その千代の富士を破って時代を受け継いだ貴乃花、そして現在の朝青龍、白鵬です。平成では千代の富士と貴乃花、それぞれを中心として2回の四横綱時代が誕生しました。平成2年から3年の千代の富士・北勝海・大乃国・旭富士、平成11年から12年の曙・貴乃花・若乃花勝・武蔵丸です。いずれの横綱もその活躍が未だ記憶に新しいかと思います。空前の大相撲ブームの中で繰り広げられた2回の四横綱時代を築いた8人の横綱についてご紹介いたします。