和歌山県広川町出身の銅版画家、浜口陽三(1909~2000)の生誕100年を記念して特別展を開催します。浜口が独自に開発した技法、複数の版を重ねてつくりだすカラーメゾチントによる繊細で静かな作品は発表当初から高い評価を得、国際的にその作品が知られるようになりました。開館間もなくから継続して系統的に浜口作品の収集を進めてきた和歌山県立近代美術館のコレクションによって、その足跡を回顧します。約130点の作品により、初期のモノクロームの作品から代表的なカラーメゾチントによる作品まで浜口陽三の芸術を紹介します。
※会期中展示替えを行います。
第Ⅰ期9月19日(土)~10月12日(月・祝)
第Ⅱ期10月17日(土)~11月15日(日)
第Ⅲ期11月21日(土)~12月13日(日)