タイトル等
ファーブル昆虫記の世界
会場
新潟市新津美術館
会期
2009-02-10~2009-04-05
休催日
月曜休館(3/30は開館)
開催時間
10:00~17:00(入場16:30まで)
観覧料
一般800円/大学・高校生500円/中学生以下無料
*20枚以上一括購入20%引
*障がい者手帳・療育手帳をお持ちの方は観覧無料(受付でご提示ください)
主催者
新潟市新津美術館
概要
『昆虫記』で知られるジャン=アンリ・ファーブル(1823-1915)は南フランスの小村サン・レオンに生まれました。全10巻に及ぶことになるこの書物を最初に世に現したのは、1879年ファーブル56歳のときのことです。学校の教師を経て物理や化学などの普及書を書きながらフランス各地を転々とした彼は、この年に「アルマス(荒地)」と呼ばれる地に移り住み、亡くなるその日まで昆虫の研究に没頭したのです。
ファーブルは、昆虫を採取し、標本を作り、分類して体系立てるという従来の昆虫学には飽きたらず、明るい陽光の降り注ぐ南仏の自然の中で、日々の活動にいそしむ昆虫たちの生活をつぶさに観察し、彼らの行動の謎を解き明かしました。自分で工夫した実験道具を使って探求し、昆虫たちの生と死のドラマを生き生きと描き出した『昆虫記』は、小さな虫たちの繰り広げる壮大な叙事詩といっても過言ではないでしょう。その愛情こもった文章は、刊行されて100年を経た現在でも科学者のみならず世界中の読者を魅了し、また、多くのアーティストに霊感を与えています。
本展は『昆虫記』の先駆けとなったファーブルの直筆論文や著書、デッサンなどの資料と『昆虫記』の挿図として用いられた息子ポールによる写真、挿絵原画によってファーブルの幅広い業績と『昆虫記』の魅力を紹介します。また、『昆虫記』に魅せられた熊田千佳の慕、今森光彦、アンリの曾孫にあたるベルギーの現代美術館ヤン・ファーブルによる絵画や写真、映像作品、そして海洋堂フィギュアミュージアムが作成したオリジナルのジオラマなどを展示します。
「虫の詩人」ファーブルが愛してやまなかった昆虫の世界と『昆虫記』に触発された美術作品を通じて、わたしたちのすぐそばにいる、小さないのちの広井世界が見えてくるでしょう。
ホームページ
http://www.city.niigata.jp/info/naf/
展覧会問合せ先
新潟市新津美術館 Tel.0250-25-1300
会場住所
〒956-0846
新潟県新潟市秋葉区蒲ヶ沢109-1 (花と遺跡のふるさと公園内)
交通案内
【バス】
JR 新津駅東口から
秋葉区バス「新津駅西口行」に乗車約24分、「美術館・植物園前」で下車 徒歩すぐ。
または、新潟交通バス「矢代田経由白根・潟東行」に乗車約12分、「新津美術館入口」で下車 徒歩5分
※新津駅西口発の秋葉区バスは「美術館・植物園前」まで約55分かかりますので、新津駅東口発のバスか矢代田駅発のバスをご利用ください。

矢代田駅から
秋葉区バス「新津駅東口行」に乗車約7分、「美術館・植物園前」で下車徒歩すぐ。
または、新潟交通バス「新津駅行」に乗車約3分、「新津美術館入口」で下車徒歩5分

【徒歩】
JR古津駅から 徒歩約25分

【車】
JR 新津駅から タクシーで約15分、矢代田駅から タクシーで約5分
新潟駅から 約20キロ 約40分。国道49号経由、国道403号線を三条・小須戸方面にすすみ「県立植物園入口」で左折し、道なり約3分。

磐越自動車道では、
福島・会津若松方面から 「新津IC」より約15分。
または 新潟方面から 「新津西スマートIC」より約13分。
ホームページ
https://www.city.niigata.lg.jp/nam/
新潟県新潟市秋葉区蒲ヶ沢109-1 (花と遺跡のふるさと公園内)
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