青森県には、我が国最大級の縄文集落跡である特別史跡:三内丸山(さんないまるやま)遺跡をはじめ、史跡:小牧野(こまきの)遺跡、是川(これかわ)遺跡、長七谷地(ちょうしちやち)貝塚、亀ヶ岡(かめがおか)遺跡、田小屋野(たごやの)貝塚、二ッ森(ふたつもり)貝塚など縄文時代の各時期にわたる学術的に重要な遺跡が数多くあります。
重要文化財で板状土偶としては日本最大級の「大型板状土偶」(青森市・三内丸山遺跡出土)や県重宝の「狩猟文土器」(八戸市・韮(にら)窪(くぼ)遺跡出土)など、青森県の代表的な縄文時代の貴重な出土品、約500点を展示します。
また、青森県では、北海道、岩手県及び秋田県と連携し、域内に所在する縄文遺跡を「北海道・北東北の縄文遺跡群」として世界文化遺産登録を目指しており、去る9月26日には世界遺産の国内候補遺産リストである暫定一覧表への記載が決定されました。それらの取組みについてもパネル等で紹介します。