愛媛県県民総合文化祭20周年記念事業の一環として行われるアート・プロジェクト「COLOURS OF EHIME」では、愛媛の文化や暮らしを糸口に、作家、人、素材を結びたいと、3名の作家に愛媛の素材を活用した新作品の制作を依頼。8月には、制作の一部を公開しました。
井出創太郎さんは、別子銅山の「蘭塔婆」をテーマにシダやアジサイの銅版6枚を組み合せ、石膏による立体作品を制作しました。重厚な中に静謐な感じのする作品となっています。MAYA MAXXさんは、郷里今治タオルを使い、素材感を体感してもらいたいとバスローブに染料で「愛媛」をイメージしてダイナミックに制作、展示の際には実際に着用してみることができるかも!?ミヤタケイコさんは、今治タオルと伊予絣を使い、南予の「牛鬼」を高さ3.5mの巨大なフシギドーブツに変身させました。平面の布から大きな立体物が出来上がる様は驚きでした。
これらの作品と合わせ、会期中に開催するワークショップの作品も展示します。お楽しみに!