タイトル等
夏季企画展 福井爽人素描展 行日の韻
会場
井原市立田中美術館
会期
2007-06-08~2007-09-30
休催日
月曜日(ただし、月曜日が祝日または振替休日のときはその翌日)
観覧料
一般 400円(300円)
65歳以上および高校生以下 無料
( )内は団体20人以上
概要
日本美術院同人として活躍する日本画家・福井爽人(1937 昭和12-)は詩情豊かで、爽やかな風の吹くような作品を院展に発表し、そのリリシズムは多くの人を魅了してきました。かつてルーマニアのピアニスト、ラドゥ・ルプーは「千人に一人のリリシスト」と讃えられましたが、その呼称は我が福井爽人にもあてはまるのではないでしょうか。その優しさとぬくもり、清澄な色彩に満ちた絵からは、誰しもが懐かしむ少年の頃の夢とデリケートな心が感じられます。
「行日の韻」は、平成6(1994)年、画家57歳の時に刊行された素描集です。様々な機会に描かれた彩色素描の中から20点を自選し、画家自らの眼で丹念に校正されたこの画集は、印刷という無機質なイメージからは程遠い、温かみのある色彩と筆遣いが印象的です。
描かれた時代は、昭和57(1982)年の「唐俑」、平成3(1991)年の「仏の手」など10年以上の幅を持っていますが、いずれの素描も見る者の心に爽やかさと優しさを呼び起こすのはこの作者ならではでしょう。
奈良の古寺(「薬師寺」)、スペインの風景(「セビリア郊外」)、花(「アネモネ」)、中国の古陶磁(「汗血馬」)、仏像(「仏の手」)、インドの女性(「サリーの女」)とその時期ごとに取り組んだテーマや心惹かれた風物が描かれています。このたびは挿絵と一体になった詩的な随想を加えた24点を展示し、ご覧いただきます。
ホームページ
http://www.city.ibara.okayama.jp/denchu_museum/index.html
展覧会問合せ先
0866-62-8787
会場住所
〒715-8601
岡山県井原市井原町315
交通案内
・井原線 井原駅より 徒歩15分

・岡山から JR伯備線(清音乗り換え)~井原線で 井原駅下車
所要時間 約60分

・福山から JR福塩線(神辺乗り換え)~井原線で 井原駅下車
所要時間 約35分~50分

・新幹線ご利用の場合は、JR岡山駅 または 福山駅で下車となります。

・JR笠岡駅前より 井原行バス 駅前通り下車 徒歩5分
所要時間 約30分

・山陽自動車道 笠岡インターより20分
ホームページ
https://www.city.ibara.okayama.jp/denchu_museum/
岡山県井原市井原町315
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