タイトル等
栃木の川上澄生
―その足跡をたどる―
会場
鹿沼市立川上澄生美術館
会期
2007-04-14~2007-07-16
休催日
月曜日/祝日の翌日
観覧料
一般300(200)円 高校生・大学生200(100)円 小・中学生100(50)円
小中学生は毎週土曜日無料
( )内は20人以上の団体料金
概要
川上澄生は、1921年(大正10)3月、宇都宮中学校(現・栃木県立宇都宮高等学校)の英語教師に採用され、栃木県へやってきます。こののち、北海道へ疎開した4年間を除けば、澄生は約50年もの歳月を栃木県で過ごすことになります。

澄生は、栃木県の風景や人々との関わりのなかで数多くの作品を制作しました。

戦前に住まいとしていた「朴花居」では、自身の内面とひたすら向き合い続け、儚い恋の詩と美しいエメラルドグリーンによって彩られた《初夏の風》を制作しました。また、戦後は「亜艶館」において、一家団欒の幸せな日々を送り、それを象徴するかのように温かく賑やかな南蛮船や文明開化を題材にした作品が見られるようになります。

栃木県における版画誌の創刊にも関与し、姿川村の教師たちが中心となった『村の版画』、宇都宮中学校の教え子たちによる『刀』において、澄生はアドバイザーの役割を果たすとともに、自らも作品を寄稿しました。戦後、栃木県立宇都宮女子高等学校の有志が集まって始まった『鈍刀』では会長も務めています。

澄生は、長年にわたる文化・芸術面での功績を讃えられ、1949年(昭和24)年11月、第1回栃木県文化功労章を受章、1967年(昭和42)11月には勲四等瑞宝章を受章しました。

本展は「風景」、「アトリエ」、「交流」の3つの視点から、川上澄生が栃木県において 残した足跡をたどるものです。
ホームページ
http://kawakamisumio-bijutsukan.jp/
展覧会問合せ先
TEL.0289-62-8272 FAX.0289-62-8227
会場住所
〒322-0031
栃木県鹿沼市睦町287-14
交通案内
●JR日光線 鹿沼駅から 徒歩20分
●東武日光線 新鹿沼駅から 徒歩30分
●東北自動車道 鹿沼I.C.から 約6km
ホームページ
https://kawakamisumio-bijutsukan.jp/
栃木県鹿沼市睦町287-14
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