タイトル等
テーマ展 川島理一郎と彼が蒐めた版画コレクション
会場
足利市立美術館
会期
2007-06-23~2007-07-16
休催日
月曜日(7月16日は開館)
観覧料
一般400(320) 円 大学・高校生200(160) 円 中学生以下は無料
( )は20名以上の団体料金
概要
足利出身の洋画家・川島理一郎(1886-1971)がヨーロッパ滞在中に蒐集したこの版画コレクションは、彼を支援した足利の旧家に50年近く大切に保管されていました。同家は昭和23年ころ画家の援助もかねて本人より購入、平成6年、当館に寄贈されました。作品は一つ一つ台紙に貼られ丁寧に桐箱に納められており、5枚の桐材の板によって時代ごとに仕切られていました。この箱も川島の指定した指物師に作らせたものであり、コレクションに対する双方の思いが伝わってきます。

寄贈された145点(素描3点を含む)には16-17世紀のイタリアの銅版画、16世紀初めと思われるドイツの木版画など貴重なものが含まれています。なかでもジャック・カロの作品は充実しており、《戦争の惨禍(大)》全18点(ただし扉のみ《戦争の惨禍(小)》)、《ボヘミアン》全4点、《貧者たち》全25点、と各シリーズともそろっています。ほかに19世紀の風俗画や戯画もあり、コレクションの内容はバラエティーに富んでいます。作品自体貴重であることは言うまでもありませんが、川島が画家としてどのような作品に関心を抱いていたのかを知る上で興味深いコレクションです。

本展は足利商工会議所内ギャラリー・カッサでの「川島理一郎展」と連携した展覧会です。当館コレクションの川島の絵画作品41点と合わせ、彼が滞欧時に蒐集した版画作品93点を展示します。
ホームページ
http://www.watv.ne.jp/~ashi-bi/
展覧会問合せ先
足利市立美術館 Tel.0284-43-3131
会場住所
〒326-0814
栃木県足利市通2-14-7
交通案内
電車:
JR両毛線「足利駅」・東武伊勢崎線「足利市駅」下車 徒歩10分
バス:
足利市生活路線バス「美術館前」下車
車:
北関東自動車道「足利I.C.」より15分、「太田・桐生I.C.」より20分
東北自動車道「佐野・藤岡I.C.」より40分
ホームページ
http://www.watv.ne.jp/~ashi-bi/
栃木県足利市通2-14-7
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